Apple Music、サービスの全貌が明らかに!6月30日より100ヶ国にてスタート! #WWDC

以前から噂されていた、Appleのストリーミング音楽配信サービス。今日のWWDC15にて、その全貌が公開されました!iTunesの楽曲カタログである3,000万曲が聴き放題とのこと!

 

ズバリその名も、「Apple Music」!!

Apple Musicは、ディスカバー、シェア、そしてプレイがすべて揃ったサービスです。ストリーミングサービスに加えて、Apple Musicが提供する独自の24時間ラジオ放送局である、「Beats 1℠」も提供。さらに、アーティストとファンをつなぐ、「Connect」も大きな特徴となっています。

AppleがiTunes上で既に持つ膨大な数(なんとその数3,000万曲以上!)の楽曲カタログがストリーミングとして聞け、アルゴリズムに頼るのではなくAppleが選任する音楽専門家による「人」をベースとした、プレイリストを提供。最近の流れとなっているユーザーのビッグデータを元にした機械的なレコメンドではなく、「Apple Music」が提案するのは、あくまで「ヒューマンタッチ」であることを何度も強調していました。

 

 

アーティストとファンを繋ぐ、「@Connect」

あまりにも数多くのソーシャルネットワークが犇めく中で、情報を発信するアーティスト側、そしてリスナー側も常に最新の情報を追いかけるのがとても困難になりつつあります。Appleが提案する「@Connect」は、アーティストが発信したいバックステージの様子や最新の楽曲や歌詞、そしてプロモビデオ等を簡単にシェアすることができます。ファンサイドも、最新のフィードに対してLikeやコメントを投稿したり、FacebookやTwitter等で簡単にシェアできるような仕組みが提供されるとのこと。そして自分のしたコメントにアーティストからダイレクトにメッセージが届くかも?!といったファン心を擽られる様な言い方でした。

apple music starts from 30th june in 100 countries

 

最新トラックなどはSoundCloudで提供、というのが最近のトレンドではありますが、今回この「@Connect」の登場によって、アーティストとファンの在り方がどのように変わっていくのか、とても楽しみです。

プライシングは?

サービスの価格帯ですが、シングルユーザーの場合は月額9.99ドル(日本円にして約1,300円)、家族ユーザー向けでは月額14.99ドル(日本円にして約)で最大6人まで同時に利用することができます。また、トライアル期間として3カ月間がたっぷりと用意されています。

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日本での開始はいつから?

音楽ストリーミング配信では、既にSpotifyやRdio、Google Music、Pandora等が海外では大きなシェアを占めていますが、今回のApple Musicはまさにそこにメスを入れるようなソリューションと言えます。日本では、レコチョクが提供する「レコチョク Best」(提供する楽曲数は150万曲、月額980円)や最近エイベックスとサイバーエージェントで始めた、「AWA」(現時点で提供する楽曲数は100万曲、月額1,080円)等がありますが、気になるのは「Apple Music」の日本でのローンチタイミング。公式プレスリリースでは、「6月30日より100ヶ国で開始」とあり、この中に日本が入っていないとは考えにくいとみられています。

apple music starts from 30th june in 100 countries

 

Windows版はiTunes経由で、またAndroidユーザーに対しては今年の秋辺りにアプリのリリースがあるとのこと。FacebookTwitterに加えて、Instagramのアカウントも稼働しています。まずは今月末を楽しみに待ちましょう!

 

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