テスラ・モーターズの新しい低価格「モデル3」を始めとし、電気自動車（EV）が世界中で話題になっていますが、BMWの電気自動車ラインアップであるi3の2017年モデルではバッテリー容量が増え、何と114マイル（約183km）の走行が可能になった様です！
バッテリーは50%増えて、33kWhに！
BMW i3は100％電気駆動の4人乗り乗用車ですが、2017モデルでは、航続距離が従来の80マイル（約128km）から114マイル（約183km）に改善されており、バッテリーは約50%増となっているものの、従来と比較してより密度の高いリチウムイオン電池を採用することで、従来の大きさを維持したまま22kWhから33kWhに増量させることに成功したとのこと。
また、発電用エンジンを搭載する「レンジ・エクステンダー」オプションですが、ガソリンタンクの大きさが従来の1.9ガロン（約7.2リットル）から2.4ガロン（約11リットル）へ増える予定です。あいにくレンジ・エクステンダーを搭載した際の航続距離は明らかになっていませんが、現行モデルの場合は150マイル（約300km）となっています。
充電時間に関してですが、フル充電までは4.5時間となっており、従来モデルの3.5時間から比較すると1時間多く掛かりますが、50%容量が増えていることを考慮すると充電時間も大幅に改善されていると言えます。50kw DCのチャージャーの場合ですが、80%の充電までは40分かかる予定です。
既に大規模なプレス向け発表会で話題となり、予約販売で40万台を突破しているTesla Model 3ですが、来年は電気自動車界隈が盛り上がりそうですね！なお、今回のBMW i3の仕様ですが米国モデルをベースとなっており、日本モデルの続報を待ちたいところです。
発信元：The Verge
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