電気自動車のTesla Model 3では、スーパーチャージーステーションの無料制度は廃止に?!有償パッケージを準備とのこと!

先日発表されたテスラモーターズ社の電気自動車最新モデルとなる、「Model 3」ですが、既に予約数は40万台突破と快進撃を続けている中、今回の株主向けカンフェレンスにて、Model 3に関してスーパーチャージャーステーションの利用が無償ではなく、「有償パッケージ」として提供される予定とのことです!

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これは一株主からの質問である「Model 3の投入により増加する需要に対して、現在無償で提供されているスーパーチャージャーステーションはModel 3オーナーに対しても同じ条件で利用できるのか?」に対して、CEOイーロン・マスク氏が回答した内容となります。

彼曰く、「当然のことながらスーパーチャージャーステーションの製造コスト及びランニングコストは掛かっている訳で、今回のModel 3からはコストとして切り離す予定だ。有料にてスーパーチャージャーステーションを提供するか、またはオーナーに”有償パッケージ”を購入してもらい、ステーションを無料で利用できるか、にしたい」と述べました。

なお、彼の全回答は次の通りです。

“Obviously, [free Supercharging] fundamentally has a cost. […] The obvious thing to do is decouple that from the cost of the Model 3. So it will still be very cheap, and far cheaper than gasoline, to drive long-distance with the Model 3, but it will not be free long distance for life unless you purchase that package. I wish we could, but in order to achieve the economics, it has to be something like that.”

米国では既にステーションに行列が?!

スーパーチャージャーステーションでは、テスラモーターズ社の誇る超高速充電機能が提供されており、20分程でバッテリーの約半分を充電可能で、最適な長距離のドライビングができる様に設計されています。

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現在Model S、及びModel X所有者向けに無償で提供されているスーパーチャージャーステーションの利用ですが、既にアメリカ本国では主要道路上に設置されている場所に対しては、長い行列ができるなどの人気ぶりとのことで、今後Model 3が投入するに際してこの急増する需要をどう対処していくか、が問われるところです。

日本国内では、現在都内3箇所を含む計8箇所にて展開(詳しくはこちら)されていますが、今後Model XやModel 3が投入されることで、米国の様な人気ぶりを見せることが期待される中、日本国内での今後の動向もきになるところです。

なお、国内で販売されるModel Sには、合同会社充電網整備推進機構が提供する、EV(電気自動車)向け充電サービスで全国に3000箇所に設置されている「チャデモチャージ」で利用可能な「チャデモアダプター」が無料で提供されています。この「チャデモチャージ」ですが、個人EVユーザの場合、月額1,000円(税抜)のクレジットカード払いで利用可能です。

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発信元:The Verge

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