【Slush Asia 2016】台灣創業競技場 – 台湾のスタートアップが大集結。女性向けバイブからリアル店舗の解析ツールまで!

幕張メッセで2日間開催されたフィンランド発最大級スタートアップのイベントですが、会場には「TAIWAN STARTUP STADIUM」にて台湾ベースの数多くのスタートアップ企業が自社ソリューションやサービスを展示しており、今回はその中から特に当メディアが注目したテクノロジーをご紹介します!

Slush_Asia_StartupStudium

LoveNuts

こちらは女性向けのおもちゃ、スマートバイブレーターを展開するTurnMeOn社。この玩具の名前はLoveNutsで可愛らしいカラーリングとスタイリッシュな外見。一見「インテリア?」と思わせる見栄えですが、スマホと連携することで、女性の性欲を満足させる、女性向けバイブへと大変身!スマホからコントロールできるのは振動の強さやリズムなどで自分だけのお気に入りにカスタマイズすることができます。

また、遠距離恋愛用としても利用できるようで、リモートで遠く離れた彼氏が彼女の持つLoveNutsを操り、Skypeや電話をしながら「欲求不満」を解消させて上げることもできる、とのこと。

さらには女性向けのオンラインコミュニティも提供し、ユーザーが匿名で様々なトピックに関して意見を交換したり、悩みをみんなに相談したり、といった場を提供しているようです。

LoveNuts

slush asia 2016 taiwan start up stadium

実際に動作している状態で手にしてみたところ、予想していた以上に振動していてビックリ、この状態でなかなか写真を撮るのが難しかったり。これ、LEDが内蔵されているのでしっかりと光ります。夜の暗闇でも場所がすぐに分かるのは意外と便利だったり?!

slush asia 2016 taiwan start up stadium

SkyREC Analytics

リアル店舗のアナリティクスを提供するSkyREC Analytics社です。Slush Asia Pitch Finalにも輝いたこのソリューションですが、市販のIPカメラや同社が提供するFishEyeタイプのカメラを天井に設置し、人の動きやモノの動きを蓄積し、実際にどの商品が一番手にとって見られているのかを解析したり、顧客の人流を記録して、実際の店舗の陳列台のレイアウト上での顧客の動きや滞留時間を計算してくれます。

SkyREC Analytics

slush asia 2016 taiwan start up stadium

既に台湾では実績として400以上の店舗が同ソリューションを導入しており、分析結果を元にして改善を行ったところ店舗の売上などがアップしたという事例も紹介していました。

slush asia 2016 taiwan start up stadium

UXTesting

スマホアプリの検証段階やベータテスト向けのツールを提供するUXTesting社です。通常のクラッシュレポートなどに加えて、ユーザーが実際に辿った画面遷移などをスクリーン上で記録することや、前面カメラを使ってテスターの表情を読み取り、想定外の問題が起きた時など顔の表情からの情報も含めて記録します。

UXTestingの導入実績のうち、米国での利用が70%を占めており、残りが台湾とのことでした。また、全てがリモートで行うことが可能なため、実際のアプリ開発チームはサンフランシスコで、またテスト検証はベトナムで、といった体制にも柔軟に対応できるようです。

UXTesting

slush asia 2016 taiwan start up stadium

Panobike+

Panobike+ですが、スマホをサイクリスト向けサイクルコンピュータとして使用できるソリューションを提供しています。ハートレートモニターやケイデンスセンサーを自転車に取り付けることで、より詳細な情報を蓄積し、コミュニティで共有することができるというものです。

Panobike+

slush asia 2016 taiwan start up stadium

VoiceTube

YouTubeの動画を活用し、動画を通じて外国語の学習を楽しく行えるというソリューションを提供するREDIdea社です。既に日本語にてサービスが提供されており、対象となる外国語は英語に加えて、日本語や中国語をサポートしています。

コンテンツはBBCやCNNといったニュース番組から、音楽コンテンツ、映画コンテンツ、バラエティ番組からアニメ番組まで幅広くカバーしています。また、再生速度も通常のものからゆっくり再生する機能も追加されており、なかなか聞き取れない箇所などはゆっくりと何度も聞くことができます。

動画を再生中に右側に字幕が表示され、特定のセンテンスを再生したり、単語をクリックすることで意味を確認することもできるようになっています。スマホ向けのアプリも提供されており、移動中やちょっとした空き時間にもあぎ国語の勉強ができる仕組みです。

既に100万ユーザー以上の会員を抱え、ユーザーがキュレーションするプレイリストなども共有ができるようになっています。

VoiceTube

slush asia 2016 taiwan start up stadium

DigiJames

ホテル向けのスマートリモートコントロールソリューションを提供するDocceo社です。客室に小さなコントロールユニットを設置することで、各部屋のエアコンや照明などをホテル管理者側が一元管理できたり、顧客向けもスマートTVなどのディスプレイに多言語対応にてメニューを表示できたり、さらには顧客のスマホやタブレットがリモコンになり、テレビのチャンネルから空調の調整、照明のオンオフなどが行えるメリットがあります。

同社のメンバーは以前に宇宙ステーション向けのユニットボックスハードウェアの開発などに従事していたことや非常に国際色豊かなメンバーで構成されています。

DigiJames

slush asia 2016 taiwan start up stadium

まとめ

台灣創業競技場ですが、競技場を意識して、それぞれのランナーや選手である各スタートアップを支援しようと、メンバースタッフも肩書きが「キャプテン」だったり「ランナー」だったりとユニークだったのがとても印象的です。この組織は台湾政府もバックアップしており、各スタートアップのスタッフの説明もとてもエネルギッシュで勢いのあるもので、これからグローバルにますます進出していく、といった印象を強く受けました。日本のベンチャー・スタートアップも負けないように頑張りたいですね!

Taiwan Startup Stadium

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