ヨーロッパでは通信キャリアがスマホ向けに広告をブロック開始か?!

ヨーロッパのモバイル通信キャリアであるThreeは、同社のモバイル通信上の広告トラフィックをブロックする計画があるようです。英国のThree、及びイタリアのThreeは、イスラエルのスタートアップであるShine Technologiesと契約を交わし、Shine社のテクノロジーソリューションにより、同社の顧客向けにGoogle広告ネットワークやその他広告関連のトラッフィクをブロックすることが可能、とのこと。

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広告のトラフィックは広告主が負担すべき?

Threeによれば、「完全にすべてをブロックする」訳ではなく、あくまで選択肢はユーザー側に設けるようです。同社はモバイル広告のプライバシーを改善したいと考えており、加えて広告のコンテンツ分の通信量に関しては、現状のユーザーではなく、広告主が負担すべきだというスタンスのようです。

Threeのスポークスマンは、「Shine Technologiesとの協業に関しては、取り組み内容や両社のゴールを含めて今後数カ月の間に発表する」としています。

既にニュースとしても取り上げられている通り、Google、Microsoft、そしてAmazonは広告ブロックとして有名なAdblock Plusに対して、各々の広告ネットワークがブロックされない「ホワイトリスト」として登録されるよう支払いを継続して行なっている、という事実がありますが、今回のThreeの動きに関しても、同様の「ホワイトリスト」をキャリア側がコントロールする、というシナリオも想定できます。

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因みに以前当サイトでも取り上げた、iOS向けの広告ブロックアプリ for SafariであるCrystalは、このAdblock Plusの提供元であるEyeoの「ホワイトリスト」採用により、ユーザーからの評価が一挙に下がりました。

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日本でも総務省の有識者会議が公表した「携帯料金引き下げ」に関するとりまとめ案を受け、各キャリアはより少ないプラン(例:1GBプラン/月等)を提供し始めていることもあり、今後データ通信量に気を使いながらのスマホの利用が強いられそうです。

今ではYouTubeにもCM広告が入り、サイト上でも動画広告が埋め込まれているのがデフォルトになりつつあり、ユーザーからするとこうした通信キャリア側の動きはポジティブと言えそうです。

発信元:The Verge

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