Google Display Network内では、2015年末より「Trial Run Ads」の提供を行なわれており、これによりプロモートしたいアプリを広告コンテンツとして配信し、ユーザーはダウンロードせずに「ストリーミング」という形で60秒の間体験させることが可能になりました。

今回Googleはこの枠組みを拡大させ、Googleの検索結果の中に「Try Now」ボタンを設置して、アプリを最大10分間プレイすることが可能になるというもの。

google-play-game-instant-play

「Try Now」で最大10分間プレイが可能

今まではGoogleで検索されたアプリは「インストール」ボタンのみでしたが、今回より「Try Now」ボタンも表示され、そのボタンをタップすることで最大10分間のプレイが可能になるというものです。なお、現時点では米国内の限定された広告パートナーのみにこのオプションが提供されているとのこと。

160310_pandapop-256--5.5MBc.0

search trial run adsのイメージ

縦型動画にも対応

Googleによると、スマホアプリ内のGoogle Display Networkでは80%上の動画広告が、ユーザーが縦で持っている時に表示されているとし、今後Portrat Video Ads(縦型動画広告)をサービスローンチし、これにより縦の動画が画面全体に表示されるようになります。既にトライアル期間では、クリック率やコンバージョン率で高い数値を出しており、低いコストでのインストールやより多くのダウンロードを期待できることになります。

portrait video adventure duck

上記の2つの新機能ですが、日本で一般向けに公開された時点で別途紹介レビュー等を掲載する予定です。

発信元:Google Inside AdWords

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう