2016年7月26日、Google AdWordsにおいてこれまでベータ版として一部の広告主に提供されていた「拡張テキスト広告」がすべての広告主で利用可能になったことを発表されました。

拡張テキスト広告とは

拡張テキスト広告とは、モバイル中心の世界に対応するために、ユーザーと広告主様の双方のメリットを考慮して考案された次世代のテキスト広告です。

標準テキスト広告より広いスペースに広告文を表示することが可能で、モバイル端末で掲載効果が最大化されるように設計されているため、外出中のユーザーにアピールしやすくなります。

(Google AdWords ヘルプより抜粋)

また、2016年10月26日以降は、AdWordsで標準テキスト広告を作成または編集できなくなります。それ以降にテキスト広告を新規作成する場合は、新しい拡張テキスト広告フォーマットの使用が必須となります。既存の標準テキスト広告の配信は、2016年10月26日以降も継続されます。

掲載例

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【住宅ローン】の検索結果画面。 赤枠内が拡張テキスト広告(タイトルを2つ配信できることが大きな特徴です)

前回の記事の中で、リスティング広告における手軽さと難しさについてお届けしましたが、リスティング広告を運用している中で直面する1つの課題として

「CTRが下がってきている、、」

「CVRを改善したい、、」

といった悩みがあがることは多いと思います。

実際にこのような課題から、拡張テキスト広告を導入した2社の事例を紹介したいと思います。

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事例㈰ クライアントA様(アパレル)

リスティングを出稿している競合企業が多いことから、これまで広告文で他社との差別化を図ることが難しい課題を抱えていました。そこで、この度拡張テキスト広告を導入し、1つ目のタイトルでサービス内容、2つ目のタイトルで自社の強味を明確に打ち出すことにしました。すると、

配信開始前後1週間の比較で、CTRが [3.50% → 5.60%] に!(約60% UP)

これにより、品質スコア、平均CPCの改善につながり、より効率良く集客をすることが可能となりました。

●事例㈪ クライアントB様(動画配信サイト)

当サイトにおいてはCVRが低下してきているという課題から、1つ目のタイトルでサービス内容、2つ目のタイトルでサイトにアクセスした後、CVに促すような具体的なアクション(当サイトにおいては会員登録を促すようなテキスト)を盛り込みました。すると、

配信開始前後1週間の比較で、CVRが [1.45% → 2.17%] に!(約50% UP)

一方で、当サイトについてはCVRが改善した半面、CTRが5%程低下する結果となりました。タイトル部分に「会員登録」といった具体的なアクションを示すことで、ユーザーが広告をクリックすること自体のハードルを上げてしまっていることなども考えられるため、従来同様、広告文については慎重に検証を進めることが必要です。

 

いかがでしたでしょうか。

昨今、Google AdWords、Yahoo!プロモーション広告ともに新たな機能や配信方法が次々とリリースされています。特に競合他社が導入を進めていない段階では効果を感じやすいことが多く、逆に、以前は効果的であっても継続的に結果を出すことは難しいこともあります。

リスティングの運用にあたっては日々アンテナを張り、情報をキャッチして運用することはとても重要なポイントとなりますので、参考にしてみてください。

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