過去の当メディア読者アンケートでも80%以上のユーザーが「欲しい!」と切望していた、12.9インチのiPad Pro!9月9日、いよいよAppleより新登場です!
iPad Proのパフォーマンスはまるでラップトップを凌駕するものに!
iOSデバイスでは史上最大となる560万ピクセルとなる、12.9インチのRetinaディスプレイを搭載し、2,732 x 2,048ピクセルと、15インチのMacBook Proを凌ぐ解像度となっています。チップは64ビットアーキテクチャであるA9XとM9モーションコプロセッサ、800万画素のiSightカメラと120万画素の前面FaceTime HDカメラ、TouchID指紋認証や4つのインテリジェントスピーカーシステムと大変豪華な内容となっています。
CPUのパフォーマンスは初代iPadと比較すると22倍にも!
どのぐらいパフォーマンスが優れているか、ですが、Phil Schiller氏によれば一般的に売られているラップトップの約80%を上回るとのこと。
続いてGPUのパフォーマンスは何と360倍にも!比較する数値としては、一般的に売られているラップトップの約90%を上回るとのこと!高精細なRetinaディスプレイの膨大なピクセルでありながら、これだけの非常に高いパフォーマンスを出せるのは流石Appleといったところです!また、バッテリー時間も何と10時間もの連続再生が可能とのことです。
4スピーカーサウンドシステムを搭載
Appleでは初となる、4スピーカーを内蔵。そしてただの4つのスピーカーではなく、持ち方によって自動的に左右のバランス、そして上下のバランスを変えてくれるというインテリジェントなシステムを搭載。ボリュームに関しても、iPad Air 2と比較して、最大3倍の音量が出力できるとのこと。是非目の前で実際に触ってみたいものです。
Smart Keyboard
当然このぐらいのサイズであれば、ラップトップとして物理的なキーボードを利用したい、という要望がありますよね。そこもしっかりAppleはニーズを”カバー”しており、純正のスマートカバーにはキーボードがアクセサリーとして提供されるとのこと。
Apple Pencilでより繊細な表現が可能に
Apple Pencilを使ってiPad Proのドローイングなどをする際は、iPad Proのディスプレイの感度が約2倍になり、より繊細な表現が可能となります。また、Apple Pencilには高密度のセンサーが搭載されており、iPad Proの上では正確なポジションや感圧レベル、そして傾きのティルトを識別するとのことです。また、マルチタッチのお蔭により、指で画面上の定規を抑えながら、Apple Pencilで直線を引く、といったまるでアナログな世界観も提供されています。
Microsoft OfficeやAdobeの新しいアプリもApple Pencilに対応!
加えて今回の新しいiPad ProとApple Pencilにより、日常の資料作成などがいかに生産性が向上するか、MicrosoftやAdobeをゲストとして迎え、各アプリをデモしていました。MicrosoftのOfficeスイートにはドローイングツールとして自動的にオートシェイプに変換してくれる機能などがあり、自分の描きたいダイグラムなどが自由に表現できそうです。
加えて、Adobeの新しいアプリのデモも行われ、マルチタッチにより作業を遡ってやり直ししたり、ドラッグドロップでオブジェクトをコピーしたり、リタッチによりモデルの笑顔を若干調整したり、等各々のアプリを組み合わせて使うことで、これからのDTPの世界をより直感的に操作したりデザインできるようになる予感がします。
気になるお値段は?
iPad Proの発売時期は現時点のところ11月より開始され、タイプとしては32GBのWi-Fiモデルが799ドル(日本円にして約97,000円)、128GBのWi-Fiモデルが949ドル(日本円にして約115,000円)、Wi-Fi + Cellularの128GBモデルが1,079ドル(日本円にして約130,000円)で、カラー展開としてはシルバー、ゴールドそしてスペースグレイの3色。また、アクセサリー関連ですが、Apple Pencilは99ドル(日本円にして約12,000円)、キーボード付きのカバーであるSmart Keyboardは169ドル(日本円にして約21,000円)、新しいポリウレタン製のiPad Pro Smart Coverは59ドル(日本円にして約7,200円)、また新しいiPad Pro Silicone Caseは79ドル(日本円にして約9,600円)で全て11月を目途に販売されるとのこと。
iPad Proの紹介ビデオはこちらから
いやはや11月の発売開始が待ち遠しいです!