世界中で話題になっている、「iPhone 6sのシャットダウン問題」。かなり多くのユーザーより「バッテリ残量が60%となっているのに急に電源が落ちた!」等といった不満が上がっていましたが、先日Appleにて問題の対象端末に対して無償のバッテリー交換プログラムの提供を発表、それを受け日本でもApple公式サイトで自分のiPhoneが対象端末かを確認できるページが公開されました!
まずはApple公式サイトであなたのシリアル番号を確認!
今回新しく開設されたこちらのAppleのページですが、タイトル「iPhone 6s が突然シャットダウンする問題に対するプログラム」となっており、説明内容として「これは安全性に関わる問題ではありません。この問題の影響が確認されているのは、2015 年 9 月から 10 月までの間に製造され、シリアル番号が特定の範囲内にある iPhone 6s のみです。」となっています。
ページ内には自分のiPhone 6sのシリアル番号を入力することで、バッテリー交換の対象機種かどうかを確認することができるようになっています。
編集部メンバーが利用していたiPhone 6sも、最近頻繁に突然のシャットダウンに悩まされていたこともあり、「もしや?!」と思ってシリアル番号を入力したところ、「入力された iPhone 6s のシリアル番号は本プログラムの適用対象です。以下のいずれかのオプションをお選びください。」という下記のような画面が表示されました。
シリアル番号の4桁目や5桁目が「Q」で始まるものは対象機種の可能性大?!
また、9to5Macでは、シリアル番号の左から4桁目、または5桁目から2ケタの英数字が下記の文字であった場合には、対象となる可能性が非常に高いとしてます。
- Q3
- Q4
- Q5
- Q6
- Q7
- Q8
- Q9
- QC
- QD
- QF
- QG
- QH
- QJ
実際、先ほど編集部で利用しているiPhone 6sのシリアル番号を再度確認したところ、下記のように4桁目から2桁が「QH」となっており、上記のリストでも該当することが確認できます。
交換の手続きは?
自分のiPhone 6sが対象だった場合ですが、今回の修理は下記の方法でのみ受け付けています。ドコモショップやauショップといった通信事業者の店舗などでは本プログラムを取り扱っていないとのこと。
- Apple 正規サービスプロバイダ – お近くの正規サービスプロバイダを探すにはこちらをご覧ください。
- Apple Store 直営店 – あらかじめこちらでご予約ください。
- Apple テクニカルサポート – こちらからお問い合わせください。
なお、画面のひび割れなど、バッテリーの交換に支障をきたす損傷がある場合ですが、そちらを先に修理する必要があるということで、場合によっては別途修理料金がかかることがあるので、「ちょっと画面割れしてるけど、自分の場合はどうなのかな?」と気になる方はまず電話か直接店舗で相談してみることをお勧めします。
「え?この前iPhone 6sの再起動があまりにも酷くてバッテリーを有償で交換しちゃったよ?」という方もご心配なく。返金に対応してくれるということなので、まずは問い合わせしてみましょう。
因みにですが、iPhone 6sの画面割れの修理は、Apple公式サイトにも記載されて舞いますが、AppleCare+に加入している場合は1回3,400円(税別)、また未加入の場合は12,800円(税別)となっています。なお、dカード GOLDで本体代金を購入されている方の場合は、「dカードケータイ補償」を適用することも可能なので、まずは下の記事をチェックしてみてください。
[irp posts=”11181″ name=”dカード GOLDならiPhoneの画面割れ修理も補償対象って本当?実際に申請してみました”]
今回の無償バッテリー交換プログラムですが、対象期間としては、「iPhone 本体の最初の小売販売日から 3 年間、対象となる iPhone 6s のバッテリーに対して適用」されるとしており、日本での発売開始である2015年9月25日より3年間の2017年9月24日までとなるようです。
何はともあれ、iPhone 6sユーザーはこちらのAppleのページから、自分のシリアル番号を入力して確認してみましょう!