来月に迫ったiPhone 7シリーズの発表ですが、Nikkei Asian Reviewによれば、Appleのサプライヤーから供給される部品の歩留まりの課題のため、部品供給に遅れが出ているようで、発売開始後しばらくは品切れ状態が続くことが予想されるとのこと！
前年度と比較して15%減少とも？
歩留まりとは、生産された製品に対する、不良品でない製品の割合を指す言葉ですが、今回のレポートでは、もしAppleが前年と同じスケジュールで次期iPhoneの発売を開始する場合、コンポーネントを供給するサプライヤーの歩留まりの問題のため、発売当初は十分な数の部品を供給できないのでは、としています。
加えてチップセットに関しても、Appleからのオーダー数が前年度と比較した際、約15%も減少していることや、ディスプレイ周りでも同様な数値であるとされており、中国の調査会社であるSigmaintellのアナリストであるEllike Chen氏は次期iPhone向けのディスプレイパネルのオーダー数が前年と比較して20%減になると想定しており、ジャパンディスプレイといったサプライヤーはより多くの受注を希望している、としています。
iPhone 7の予想スペック
大きさや薄さに関しては、現行モデルとiPhone 6sとほぼ同等と予想されているiPhone 7ですが、3.5mmイヤフォンジャックの廃止により、より大きなバッテリー容量となる1960mAhを搭載するのでは、と言われています。現行モデルであるiPhone 6sは1715mAhとなっていることで、容量の単純計算だと14%も増量するとも。また最新プロセッサとなるA10プロセッサの搭載や3GB RAM、また容量タイプは今までの16GBが廃止され、32GBスタートとなると予想されています。発表イベントは9月7日、発売開始は16日と言われる新型iPhone 7シリーズ。今から楽しみに待ちましょう。
発信元：9to5Mac
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