Amazon Alexaを始めとして、音声アシスタントデバイス市場が盛り上がっている今年ですが、Google I/O 2017にてGoogleの音声アシスタントデバイス「Google Home」が今年の夏以降日本でも発売されるとのことです! 既にアメリカやイギリスにて販売中のGoogle Home、今回新たにカナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、そして待望の日本が今年夏以降発売の対象国として追加されました!
通知機能や無料国内電話機能も
また、Google I/O 2017にて、新たに「Proactive Assistance」として通知機能への対応がアナウンスされ、リマインダーや交通状況、さらにはフライトの遅延などを通知してくれる様になるとのこと。 通知が届くと、Google Homeのライトがくるくると点灯したり、アラート音で教えてくれます。その後「OK Google, what’s up?」と話しかけると、届いた通知の内容を教えてくれるといったもの。 また無料の国内通話機能も可能になる様で、アメリカとカナダ国内で利用することができる様になるとのことです。先日発表されたAmazon Alexaの音声通話に関しては、対象ユーザーがAlexaユーザーに限定されていましたが、今回のGoogle Homeは一般の電話番号に電話できるというのが大きな違いですね。 加えて、カレンダーやリマインダー入力が音声経由で行える様になったり、ストリーミングサービスであるSpotifyやSoundCloud、HBO NowやHuluに対応する様です。 アメリカでは124ドルと約14,000円という価格設定ですが、実際に日本で発売する時のプライスは気になりますね。また、日本独自サービスとの連携なども期待したいところです!
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Google I/Oにて発表された主な内容:随時更新中
今年の参加者は7,000名以上にも及び、サテライトイベントは何と400にも達した今回のGoogle I/O 2017。グーグルのミッションとしては、CEOであるSundar Pitchai氏は「昔から変わらず、依然世界中の情報をオーガナイズすることだ」と述べました。 YouTubeでは、10億人ユーザーが、毎日10億時間分のYouTubeを鑑賞し、10億km分の経路ナビゲーションをGoogle Maps上で行なっているとのこと。Google Driveは8億人のユーザーがMAUとして、5億人のユーザーがGoogle Photosを使い12億枚の写真や動画が毎日アップロードされています。Androidアクティブユーザーは2億デバイスを突破。Googleアシスタントは1億台のデバイスにて利用されています。 AIや機械学習をより活用し、既存のサービスやプロダクトなどを今まで以上に改善していく中で、Duoのビデオ品質やYouTubeサジェスチョン、テキスト予測入力、ストリートビュー、AdBrain、写真の検索などを挙げました。また、Gmailのスマート返信機能もGmailを利用する10億ユーザー向けに提供されるとしています。 新しく発表されたGoogle Lensは、GoogleアシスタントとPhotos向けに提供されるとのこと。例えば、Wi-Fiルーターの裏に記載されたユーザー名やパスワードを内蔵されたOCR機能でテキスト化したり、街で見つけたレストランをカメラ経由で見ることで、レストランの情報を表示したり、また撮影した写真のオブジェクトを自動認識することで、今後の自動アルバム化などが飛躍的に向上するとのこと。
With Google Lens, your smartphone camera won’t just see what you see, but will also understand what you see to help you take action. #io17 pic.twitter.com/viOmWFjqk1
— Google (@Google) May 17, 2017
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