Googleは、米国内のGoogleマップで「Lake Ontario(オンタリオ湖)」の名称を「Lake America」と表示する変更を開始しました。
今回の対応は、米国の地名情報システム「Geographic Names Information System(GNIS)」で、同湖の米国内における正式名称が変更されたことを受けたものです。
利用地域によって表示名が異なる
Googleによると、Googleマップ上の名称は利用者の地域に応じて次のように表示されます。
- 米国:Lake America
- カナダ:Lake Ontario
- 米国・カナダ以外:Lake Ontario(Lake America)
Googleは、各国の政府機関が管理する公式情報を地図に反映する方針を採用しています。国によって水域の名称が異なる場合は、それぞれの地域で使われる名称を表示し、その他の地域では複数の名称を併記すると説明しています。

米国の大統領令を受けてGNISが変更
ドナルド・トランプ米大統領は2026年8月27日、オンタリオ湖を米国政府内で「Lake America」に改称する大統領令に署名しました。
これを受け、GNISでは同湖の名称が「Lake America」に更新され、従来の「Lake Ontario」は別名として登録されています。今回の変更は米国政府および米国内の地名データに関するもので、カナダ側では引き続き「Lake Ontario」が使用されます。
Appleマップは従来名のまま
MacRumorsが8月31日に報じた時点では、Appleマップは世界各地で「Lake Ontario」の表示を維持しており、今回の名称変更はまだ反映されていません。
Appleが今後同様の地域別表示を導入するかは明らかになっていません。2025年に米国政府が「Gulf of Mexico」を「Gulf of America」へ変更した際には、Appleも後から米国内のAppleマップに新名称を反映していましたが、今回も同じ対応になるとは限りません。
Sources: MacRumors / Google公式ブログ / 米国GNIS / 米大統領令