Samsungの次期フラッグシップスマートフォン、Galaxy S25シリーズは、全モデルでQualcommのSnapdragon 8 Eliteチップセットを世界的に採用することが、ほぼ確実となりました。
これまで、Samsungは地域によって自社製のExynosチップセットとQualcommのSnapdragonチップセットを使い分けてきましたが、Galaxy S25シリーズでは全世界でSnapdragon 8 Eliteを搭載する方針に転換したと報じられています。
この決定の背景には、Samsungの3nmプロセスによるExynos 2500チップの生産歩留まりが低く、十分な供給が難しいことがあるとされています。
一方、Snapdragon 8 Eliteは前世代のSnapdragon 8 Gen 3と比較して約15%の価格上昇が見込まれており、これがGalaxy S25シリーズの価格設定に影響を与える可能性があります。
Samsungは、Galaxy S25シリーズの価格上昇を抑えるため、MediaTekのDimensity 9400チップセットの採用も検討しているとの報道もあります。しかし、現時点では全モデルでSnapdragon 8 Eliteを採用する方向が有力視されています。
Galaxy S25シリーズは、2025年1月に発表される予定で、正式なスペックや価格についての詳細は、その際に明らかになると期待されています。
Source: SamMobile