Samsungは折りたたみスマホの発売を間近に控えていますが、次世代フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」に関するリーク情報が注目を集めています。著名なリーカーIce Universe氏が、バッテリーと充電性能に関する最新の見解を共有しました。
バッテリー容量は5,000mAhを維持
残念ながら、Galaxy S26 Ultraのバッテリー容量は、Galaxy S20 Ultraから6年間変わらず5,000mAhのままになる見込みです。 競合他社のOnePlus 13（5,850mAh）やOppo Find X10 Ultra（8,000mAhの噂）など、中国メーカーが大容量バッテリーやシリコンカーボン技術を採用する中、Samsungのこの決断は保守的と言えます。 Galaxy Note 7のバッテリー問題（2016年）の影響が未だに慎重な姿勢に反映されている可能性があります。
しかし、Ice Universe氏は、バッテリーのエネルギー密度が向上し、同じ5,000mAhでも小型化を実現していると指摘。これにより、内部スペースを有効活用し、本体をスリム化する方向性を示唆しています。
より薄型で洗練されたデザイン
良いニュースとして、Galaxy S26 Ultraは現行のGalaxy S25 Ultra（8.2mm）より薄い7.xmm台のフレームを採用する可能性があります。 この薄型化は、Galaxy S25 Edgeのような軽快なデザインを目指すSamsungのトレンドに沿ったもので、持ちやすさと高級感の向上につながりそうです。さらに、カメラモジュールのスリム化や内部設計の最適化により、デザイン面での進化が期待されます。
充電速度がついに進化
充電性能についても朗報があります。Galaxy S25 Ultraの45W充電は競合他社（例：OnePlusの100W以上）に比べ遅いと批判されてきましたが、Galaxy S26 Ultraでは45Wを超える高速充電が実現する見込みです。 具体的な数値は不明ですが、Ice Universe氏は少なくとも67W程度（Motorolaのフラッグシップ並み）への引き上げを期待しています。 一部の噂では65W充電の可能性も浮上していますが、100W超の超高速充電は採用されない可能性が高いです。
また、Samsungは熱管理に優れた充電技術を導入し、バッテリーの過熱を抑えることで安全性と耐久性を高めるとされています。これにより、高速充電がバッテリー寿命に与える影響を最小限に抑える努力が伺えます。
バッテリー寿命と安全性の向上
高速充電の進化に伴う懸念として、バッテリーの劣化が挙げられます。しかし、Samsungはバッテリーの安全性と寿命を向上させる技術を導入する予定です。 Ice Universe氏によると、熱を抑える充電システムやAIを活用したバッテリー管理により、長期使用でも容量低下を抑える工夫が施される見込みです。これは、Galaxy Note 7の教訓を活かし、リスクを徹底的に回避するSamsungの姿勢を反映しています。
一部のリークでは、シリコンカーボン電池の採用で5,500mAh～7,000mAhの大容量化が期待されましたが、最新情報では5,400mAh以下に収まるとの見方が強いです。 ただし、5,000mAhでもエネルギー密度の向上により、実際の駆動時間は競合と遜色ない可能性があります。
まとめ
Galaxy S26 Ultraは、5,000mAhのバッテリー容量を維持するものの、より薄型で洗練されたデザイン、45Wを超える高速充電、そしてバッテリーの安全性・寿命の向上を実現する見込みです。 大容量バッテリーを求めるファンには物足りないかもしれませんが、SamsungはAI最適化やエネルギー密度の改善で実用性を確保しつつ、安全性を最優先に据えた戦略を取っているようです。2026年1月または2月の正式発表で、どのようなバランスが実現されるのか、期待が高まります。
Source: 9to5google