次期iPad Proは超薄型ベゼルを採用か – 新たな噂が浮上


次期iPad Proモデルの画面周りのベゼルが、さらに薄くなる可能性が高まっています。

中国のSNSプラットフォーム「Weibo」で、140万人以上のフォロワーを持つアカウント「Instant Digital」が今日投稿した情報によると、将来のiPad Proモデルのベゼルは、Samsungの「Galaxy Tab S10 Ultra」タブレットと同程度の薄さになる可能性があるとのことです。ただし、iPad Proにはノッチは搭載されないとしています。

このアカウントは過去にiPhone 14/14 Plusのイエローカラーや、Apple Watch Ultra 2のチタニウム製ミラネーゼループなど、Appleに関する正確な情報をリークした実績があります。しかし、他の情報源と同様に、完璧な予測記録を持っているわけではありません。

Samsung’s Galaxy Tab S10 Ultra

技術的な背景

今週初め、Appleが将来のiPad Proディスプレイ向けにLGのチップ・オン・フィルム(CoF)技術の採用を検討しているという報告がありました。この技術により、ディスプレイドライバーを画面により近い位置に配置することが可能となり、ベゼルをさらに薄くできる可能性があります。

最新のM4チップを搭載したiPad Proモデルは、すでに前世代のM2モデルと比較してベゼルがわずかに薄くなっていますが、次期モデルではさらに顕著な削減が実現されるとみられています。

ただし、Instant Digitalは自身の主張に慎重な姿勢も示しており、この超薄型ベゼルが次期iPad Proモデルに間に合うかどうかは確実ではないとしています。

次期iPad Proの発売時期

昨年、AppleのサプライチェーンアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、M5チップを搭載したiPad Proモデルが2025年後半に量産に入ると述べています。現行のM4チップ搭載iPad Proは2024年5月に発売されており、Appleは通常iPad Proを約18ヶ月周期で更新するため、次期モデルは今年の9月か10月に発売される可能性があります。

まとめ

次期iPad Proは、さらに洗練された薄型ベゼルデザインを採用する可能性が高まっています。Samsung Galaxy Tab S10 Ultraに匹敵する超薄型ベゼルの採用が実現すれば、iPad Proの没入感はさらに向上するでしょう。ただし、この新デザインが次回のアップデートに間に合うかどうかは、まだ不確定要素が残っています。今後のAppleからの公式発表に注目が集まります。

Source: Macrumors