新型Apple TV、今年中にWi-Fi 7対応の可能性が高まる


今年後半に新型Apple TVが発売されるという噂がありますが、この新モデルはより高速なWi-Fi 7規格に対応する可能性が高まっています。

iPhoneとApple TV、共にWi-Fi 7へ移行か

AppleのサプライチェーンアナリストであるMing-Chi Kuo氏とJeff Pu氏によると、今年後半に発売される4つのiPhone 17モデル全てにApple設計のWi-Fi 7チップが搭載される予定です。また、Bloombergの記者Mark Gurman氏によれば、今年発売予定の新型Apple TVにもApple設計のWi-Fiチップが搭載されるとのことです。

このことから、Appleが意図的に仕様を制限しない限り、次期Apple TVはWi-Fi 7に対応すると考えられます。

現行モデルとの比較

2022年に発売された現行のApple TV 4KはWi-Fi 6に対応しており、上位モデルには有線インターネット接続用のイーサネットポートも装備されています。

なお、Gurman氏の報告によれば、彼が言及したWi-Fiチップは最低でもWi-Fi 6Eをサポートするとのことですが、特にiPhone 17モデル全てが(一部制限付きで)Wi-Fi 7に対応することを考えると、AppleがWi-Fi 6EとWi-Fi 7用に別々のチップを開発している可能性は低いでしょう。総合的に見て、Wi-Fi 7対応の可能性が高いと言えます。

Wi-Fi 7の利点

Wi-Fi 7は、対応ルーターを使用することで2.4GHz、5GHz、6GHzの各帯域を同時に使用してデータ転送ができるため、より高速なWi-Fi速度、低遅延、安定した接続が実現します。最大仕様に対応するデバイスであれば、Wi-Fi 7は最大40Gbps以上の速度を提供でき、これはWi-Fi 6Eと比較して4倍の速度向上となります。

新型Apple TVは年末に向けて発売される見込みです。

Source: MacRumors