Appleが、ピンやペンダント型のウェアラブルAIデバイスを開発していると報じられています。Jony Ive氏が関わるOpenAIの類似製品と競合する可能性があるデバイスで、Appleがプロジェクトを途中で中止する可能性も指摘されていましたが、現在も開発は続いており、早ければ来年にも登場するかもしれません。
1. 見た目はAirTagに似ている
デザインは今後変わる可能性がありますが、噂によるとこのデバイスはAirTagに似た薄く平らな円盤状の形をしており、アルミニウムとガラスの外装を採用しています。片側には物理的なコントロールボタンが配置されています。
Appleは最終的にAirTagとほぼ同じサイズを目指しているものの、内部のハードウェアの関係でやや厚みが出る可能性があります。
使い方は柔軟に想定されているようです。衣服にピンのように取り付けるためのクリップがあるほか、本体に穴が設けられており、ネックレスとして首から下げることもできるとされています。噂の中ではピンとペンダントの両方の呼び方が使われています。
2. カメラを搭載
このAIウェアラブルには少なくとも1つのカメラが搭載されますが、カメラの用途については情報が分かれています。
Bloombergによると、ピンには低解像度のカメラが搭載され、写真や動画の撮影ではなく、周囲の環境情報を取得するために使われるとのことです。カメラは常時オンで視覚データを処理しますが、ユーザーが画像撮影に使うことはできません。
一方、The Informationは、前面に標準レンズと広角レンズの2つのカメラが搭載され、写真や動画の撮影が可能だと報じています。
このデバイスはVisual Intelligenceに大きく依存する設計です。Visual Intelligenceは現在iPhoneに搭載されている機能で、カメラを使って周囲の場所や物体に関する情報をユーザーに提供します。
3. 頭脳はSiri
このウェアラブルが「AIピン」「AIペンダント」と呼ばれるのは、人工知能に大きく依存するデバイスだからです。Appleが開発中のAI搭載デバイスの1つで、iPhoneを使わずにSiriとやり取りする手段を装着者に提供します。
ピンのカメラがSiriに視覚情報を与え、Siriは装着者が見ているものや周囲の環境について質問に答えられるようになります。
AppleはiOS 27でSiriを全面的に刷新する計画で、パーソナルアシスタントをClaude、Gemini、ChatGPTと同等のスマートなチャットボットに進化させる予定です。
4. iPhoneが必要
AIウェアラブルにはチップが内蔵されますが、AirPodsのH2チップに近い小型のチップで、高性能なプロセッサではありません。処理の大部分はiPhone側で行う必要があります。
このピンは単体で動作するデバイスではなく、iPhoneのアクセサリとして販売される方針です。
5. 聞くことはできるが、話し返せるかは未定
音声リクエストの受け付けや周囲の音の収集のため、AIピンにはマイクが搭載されます。ただし、Siriとの双方向の会話や音声再生のためのスピーカーを搭載するかどうかは、Appleはまだ決定していません。
スピーカーが搭載されない場合、Siriの応答はiPhone、Apple Watch、またはAirPodsを通じて装着者に届けられる可能性があります。
発売時期
BloombergのMark Gurman氏は今週、このAIウェアラブルが早ければ2027年に発売される可能性があると述べています。
Source: Macrumors
