OpenAIがmacOS向けCodexデスクトップアプリに「Computer Use」機能を追加した。注目すべきは、Macがロックされた状態でもCodexがアプリを操作できるという点だ。
ロック画面でもコーディングエージェントが稼働
OpenAI Developersは5月21日、Xへの投稿でこの新機能を紹介した。ユーザーはスマートフォンからCodexにタスクを送信でき、Codexは「画面がオフでロックされた状態でも」Mac上のアプリを操作できる。投稿に添付された画像には、ロック画面上に「Codex is Using Your Mac」というオーバーレイが表示され、任意のキーを押すかクリックすればロック解除できる旨のプロンプトが映っている。
利用に必要な設定と権限
この機能を使うには、Computer Useプラグインをインストールし、画面収録とアクセシビリティの権限を付与する必要がある。設定後、Codexはユーザーが明示的に許可したアプリ内で、ウィンドウのクリック、テキスト入力、メニューの操作、クリップボードへのアクセスが可能になる。
OpenAIによれば、この機能はコマンドラインツールでは対応しにくい作業に適している。具体的には、GUIでしか再現できないバグの確認、アプリの設定変更、Codexが開発を支援しているデスクトップアプリ上でのフロー実行といったケースが挙げられている。
セキュリティ上の制限と地域制限
Codexは新しいアプリを操作する前に毎回許可を求める仕組みになっている。特定のアプリに対して「Always allow」を設定することも可能だ。ただし、ターミナルアプリ、Codex自体、システムレベルの管理プロンプトは自動操作の対象外となっている。
ローンチ時点では、欧州経済領域(EEA)、英国、スイスではこの機能を利用できない。
最近のCodexアップデート
今回のComputer Use機能に先立ち、Codexには他にもいくつかの機能が追加されている。Macアプリのウィンドウからスクリーンショットとテキストを取得してCodexのスレッドに取り込む「Appshots」機能(Command-Commandショートカットで起動)や、数時間から数日にわたってマイルストーンに向けてエージェントが作業を継続する「/goal」モードなどだ。
Source: Macrumors
