PROLED XDRディスプレイ搭載の新しいMacBook Proは、Macで初めて画面のタッチ操作に対応します。macOS 27 Golden Gateでは、指で操作する際にウインドウのボタンやメニュー項目を大きくするなどの調整が加わります。Appleの日本向け発表によると、国内価格は499,800円(税込)からで、2026年10月29日に予約受付を開始し、11月6日(金)に発売予定です。
指で押しやすくする表示と操作領域
9to5Macが2026年10月31日に報じた新型MacBook Pro向けのタッチ最適化では、ウインドウ左上にある閉じる・最小化・拡大のボタンが、タップ操作時に大きくなります。メニューバーから開くメニューも、タッチで操作する際には各項目が少し大きくなるとしています。
また、最適化された多くのアプリでは、ボタンの見た目が大きくならなくても、タッチを受け付ける領域が広がるといいます。表示の拡大だけでなく、指で狙った場所を選びやすくする調整です。

画面上でジェスチャー、iOSシミュレータも操作
同記事によると、トラックパッドで使うジェスチャーを画面上でも利用できます。3本指で上にスワイプしてMission Controlを開く操作や、3本指のスワイプによる作業スペースの切り替え、ピンチによる拡大・縮小、ウェブページのスクロールに対応します。開発者向けには、iOSシミュレータを直接タッチして操作できるようになります。

Appleの日本向け発表では、ウインドウのダブルタップによる画面いっぱいへの表示や、フリックによるタイル表示も案内しています。タッチ操作は、従来のキーボードショートカットやトラックパッドのジェスチャーと併用できます。
なお、前述の記事では、Safariのプル操作による再読み込みとメニューバー項目間の余白拡大は、タッチ対応モデルに限らず、macOS 27を搭載するすべてのMacに加わった変更だと説明しています。

Spotlightとアプリ対応には条件も
新型ではDynamic IslandからSpotlightを利用できますが、Appleの注記では、Spotlightがそこへ移動するのはSiri AIが利用可能で、有効になっている場合に限られます。Siri AIはmacOS 27.2でベータ版として提供され、対応言語には日本語も含まれますが、地域や言語によって一部機能を利用できない場合があります。
Appleによると、macOSがタッチをクリックに自動変換するため、既存の多くのアプリもタッチ操作で使えます。一方、同社が対応例として挙げるNotion、Microsoft Word、Adobe Lightroom、DaVinci Resolveなどの他社製アプリについては、注記で年内に利用可能になるとしています。発売時点ですべての最適化がそろうとは限りません。
国内価格は4構成、11月6日発売
Appleの日本向け発表に記載された開始価格は以下の通りです。いずれもPROLED XDRディスプレイ搭載モデルで、税込価格です。
| モデル | 搭載チップ | 通常価格 | 学生・教職員価格 |
|---|---|---|---|
| 14インチ | M5 Pro | 499,800円から | 473,800円から |
| 16インチ | M5 Pro | 599,800円から | 564,800円から |
| 14インチ | M5 Max | 769,800円から | 718,800円から |
| 16インチ | M5 Max | 829,800円から | 778,800円から |
11月6日から購入者への配送と、Apple Store直営店・Apple製品取扱店での販売を開始する予定です。タッチ操作を目的に選ぶ場合は、利用するアプリの対応時期も確認する必要があります。

