NVIDIAは2026年11月8日、創業者兼CEOのジェンスン・フアン氏が同日、従業員に送ったメールを公開しました。フアン氏は妻への不貞を認め、家族や同僚らに謝罪。報道で提起された国家安全保障上の懸念については、取締役会が独立調査を開始したと説明し、全面的に協力する意向を示しました。
先の記事に続く今回の更新は、フアン氏自身による説明です。不貞を認めたことと、安全保障上の疑惑が裏付けられたかどうかは、分けて読む必要があります。
家族に謝罪、会社への責任にも言及
NVIDIAが公開したメールで、フアン氏は自身の行為が妻と子どもたちを傷つけたと述べ、責任は自分にあるとしました。家族に責任はないとして、プライバシーへの配慮も求めています。行為の時期や相手については記していません。
同僚、取締役会、世界各地のパートナーや株主に対しても、信頼に応える責任を果たせなかったと説明。NVIDIAへの取り組みを続け、信頼回復に努める意向を表明しました。今回のメールに辞任や経営体制の変更の発表はありません。
独立調査を支持、具体的な結果は示さず
国家安全保障に関して、フアン氏は報道で提起された懸念に触れ、NVIDIA取締役会が独立調査を開始したと説明しました。そのうえで調査を支持し、全面的に協力するとしています。また、NVIDIAを守り、米国の国家安全保障を支える姿勢を示しました。
ただし、このメールは懸念の具体的な内容や調査結果を示していません。不貞の告白だけをもって、情報漏えいや外国の情報活動への関与が確認されたと受け取ることはできません。
今回の公表で分かること、分からないこと
今回確認できるのは、フアン氏本人の謝罪と、独立調査への協力姿勢です。調査の範囲、完了時期、結果の公表予定については、この発表では明らかにされていません。
出典:Nvidianews

