9月9日に発表が予定されているiPhone6ですが、ここで「付属する新型のEarPodは脈拍や血圧が測れるセンサーが内蔵される」という噂を振り返ってみたいと思います。
新型EarPodsには脈拍や血圧が測れるセンサー内蔵?
これは、今年5月に匿名投稿コミュニティアプリの「Secret」にてポストされたコメントになります。この投稿者によれば、Appleの新型EarPodsには、心拍数と血圧を測るセンサーが内蔵されたり、無くさないようにiBeaconsも入っているよう。また、Lightningポートが必要ということで、オーディオジャックが下に移動した、というものです。
さらに、
It stores the data in a similar way to thumbprint point data, fully encrypted and nothing identifiable. But nice to send to your doctor to keep track of at which point your blood pressure started rising for example.
とコメントしており、「Touch ID」と同レベルの仕組みでデータが暗号化され、端末に保存される、としています。
イヤフォンもこれからの進化に期待!
今まではイヤフォンというと、「耳の傍で音を鳴らす」というメインな機能ばかりが注目されてきましたが、考えてみるとイヤフォンも一つの「ウェアラブルガジェット」と言えるかもしれません。最近は、Google Glassの様にメガネとしてのアプローチや、Jawbone UP(関連記事)、Nike FuelBandやNetatmoの紫外線センサー「JUNE」(関連記事)、さらには先日発表のSony Smartband Talk(関連記事)の様なバンドやブレスレットとしてのアプローチ、さらにはFitbitの様に着ている衣服に取り付けるアタッチメントとしてのアプローチ等があり、どれもマスの市場からすると、「持って行くのを忘れがちになってしまう」や、「充電するのが面倒くさい」など、「敷居が少し高い」と言えるかもしれません。
その点、イヤフォンは身につけていてとても自然ですし、本体に常に接続されているため充電の必要がなかったり、特に音楽が好きな人はいつも肌身離さず持っている、というポイントを考えると、「イヤフォン=ウェアラブルデバイス」というアプローチはとても納得が行くと思います。また、ヘルスケア事業から見ても、こうした動きに対してとても期待している声も沢山聞かれます。
課題は人それぞれの好み?
とはいうものの、イヤフォンはかなり嗜好が出てくるエリアで、形状や色、スペックや機能、さらには価格帯など多種多様な製品市場ではあるため、今回のEarPodsで100%iPhoneユーザーを満足させる、というのはかなりチャレンジングな課題ではありますが、先日Appleが買収したBeatsのイヤフォンやヘッドフォンにこうしたセンサー機能が搭載されて行ったり、またBOSEやSONY等のiPhone端末向けにアクセサリー製品を出している会社から、ぞくぞくと対応製品がリリースされることを期待しています。
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