米サンフランシスコにて、フードデリバリーを展開するYelpのEat24ですが、今回ロボティックのスタートアップであるMarbleとタッグを組み、トライアルとしてフードデリバリーをロボットで行うサービスをスタートしたとのことです!
ロボットと聞くと、本田技研が開発する人型ロボットのASIMOを思い浮かべる方も多いと思いますが、Marbleの提供するロボットはまるでコンパクトなワンボックスタイプの小型自動車。既にではオランダやドイツの街にてStarship Technologiesの提供する6輪車型ロボットが、ドミノピザのデリバリーを限定的に行なっているようですが、それと比較すると、今回のMarbleのロボットはより箱をイメージしたもの。
高さは0.9mと小型ながら、利用するカーゴによって積載容量を変更できるのが特徴のようです。また現時点では、安全を考慮してスタッフが同行し、また大きな段差や急坂を避けるルートで利用されるとのこと。
Marbleは、このためにサンフランシスコの街の3Dマッピング地図データを数ヶ月かけて構築しており、複数の備え付けられたセンサーで安全走行を心がけているようです。
既にレストランレビューサイトであるYelpが提供するEat24でフードを注文すると、対象エリアであればこの新しい取り組みでるロボットでのデリバリーを希望するかが聞かれ、同意すると自分のスマホにコードが送信され、ロボットが到着した際にそのコードを入力してフードを取り出す仕組み。
日本では、ドミノピザを注文するとオーダーの状況をリアルタイムで確認できたり、Uberが提供するUberEATSにて都内の限定エリアでサイクリストやバイカーによるフードデリバリーサービスが話題となっていますが、今後都内でもこうしたロボットが自分のお気に入りの天丼を届けてくれる、といった日も間近かも?!
発信元:Mashable