Appleが2026年に投入するとみられる「Apple Watch Series 12」と「Apple Watch Ultra 4」は、外観を大きく変更せず、処理性能や健康・フィットネス機能を強化したモデルになる可能性が明らかになりました。
BloombergのMark Gurman氏の報道をもとに、MacRumorsが伝えています。
大幅なデザイン変更はない見込み
Gurman氏によると、Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4には、現行のSeries 11およびUltra 3と比べて大きなデザイン変更は予定されていないようです。
以前、Appleの内部コードからTouch IDに関する記述が見つかり、Series 12への生体認証機能の搭載が取り沙汰されていました。実装方法としては、画面内センサーやサイドボタンへの統合などが予想されていましたが、具体的な方式は確認されていません。
今回の報道で大幅な設計変更が否定されたことから、MacRumorsはTouch ID搭載の可能性が以前より低くなったとみています。ただし、Appleが計画を正式に発表したわけではなく、現時点で搭載の有無が確定したわけではありません。
新チップによる性能向上に期待
今回のアップデートでは、より高速なチップの搭載に加え、健康管理やフィットネストラッキング機能の改善が見込まれています。具体的にどのような健康機能が追加されるかは明らかになっていません。
現行のSeries 11とUltra 3には、Series 10およびUltra 2の世代から使われているS10チップが搭載されています。このため、新世代チップが採用されれば、Apple Watchとしては数年ぶりの明確な性能向上になる可能性があります。
過去に確認されたAppleの内部コードでも、Series 12およびUltra 4とみられるモデルに、新しい識別子を持つCPUが使用される可能性が示されていました。
バンド内蔵センサーの噂は不透明
Apple Watch Series 12では、シリコン製バンドに健康センサーを内蔵するという噂も浮上しています。しかし、この情報は実績が一定しないリーカーによる未確認情報で、Gurman氏は今回の報道で言及していません。
Appleは過去に、血圧、発汗、皮膚の特徴、体内水分量などの測定機能をバンドへ組み込む特許を複数出願しています。ただし、これまで製品化された例はなく、特許の存在だけで新機能の搭載を判断することはできません。
Apple Watch SE 4は2026年に登場しない可能性
Gurman氏によると、2026年にはApple Watch SE 4の発売は予定されていないとのことです。
Apple Watchシリーズのより大きな変更については、今後1〜2年以内に導入される可能性があります。そのため、Series 12とUltra 4は、将来の本格的な刷新を前にした性能改善中心の世代になるかもしれません。
血糖値測定機能は2030年が目標か
さらに将来の機能として、Appleは非侵襲型の血糖値測定技術の開発を続けていると報じられています。皮膚を傷つけず、レーザー光を利用して血糖値を推定することを目指した技術です。
Appleは2030年までの実用化を目標にしているとされていますが、このプロジェクトは長年にわたって開発が続いており、実際に製品へ搭載されるかはまだ不透明です。Series 12やUltra 4に搭載される機能ではない点にも注意が必要です。
現時点では、Apple Watch Series 12とUltra 4は外観の刷新よりも、処理性能と既存機能の改善を重視したアップデートになる可能性が高そうです。
Source: MacRumors

