新たなレポートによると、M5プロセッサを搭載したiPad Proが2025年後半にリリースされるという以前の情報が裏付けられ、さらに現在すでにテスト段階にあることが明らかになりました。
発売時期と開発状況
以前の噂では、予定されているM5 iPad Proは2025年後半にリリースされ、マイナーアップデートにとどまるとされていました。しかし、Bloombergによると、次期iPad Proは予想よりも早く、2025年後半のいずれかの時期に発売される可能性があるとのことです。
このレポートによれば、M5 iPad Proは現在、製造と量産に先立つ「高度なテスト段階」にあるとされています。「最終段階のテスト」とも表現されているこの過程で、4つのモデルが開発されており、それらのコードネームはJ817、J818、J820、J821だとのことです。
予定されている4つのモデル
J819がなぜこの命名から省かれているかは不明ですが、4つのバリエーションは以下の通りです:
- 11インチiPad Pro(Wi-Fiモデルのみ)
- 11インチiPad Pro(Wi-FiとCellularモデル)
- 13インチiPad Pro(Wi-Fiモデルのみ)
- 13インチiPad Pro(Wi-FiとCellularモデル)
将来のモデムと開発計画
CellularモデルのM5 iPad ProはApple独自のC1モデム、あるいは期待されるC2などの後継モデルを使用しないとみられています。さらに新しいレポートによると、AppleはすでにM6ベースのiPad Proの開発を開始しており、2027年にリリースされるこれらのモデルにはApple独自のモデムが搭載される予定です。
最近のiPad Proアップデートと市場の反応
Appleは2024年5月に最後のiPad Proアップデートを行い、M4プロセッサとOLEDスクリーン、そして大幅に薄くなったデザインを追加しました。Appleは高品質なOLEDディスプレイがアップグレード販売を促進すると期待していたようですが、これは実現しませんでした。
その理由の一部は、以前はiPad Proの主な差別化要因が13インチモデルを含んでいたことにあるかもしれません。しかし、OLED iPad Proと並行して、Appleは13インチバージョンのiPad Airもリリースし、これが販売を共食いした可能性があります。
Appleはさらに、M3プロセッサを搭載した13インチiPad Airの更新版第2世代もリリースしました。
Source: AppleInsider