AppleアナリストのMing-Chi Kuo氏は、今年は新型AirPods Pro 3を含むAirPodsラインナップに大きなリリースが予定されていないとの見解をXにて投稿しました。代わりに、赤外線カメラを搭載した新型AirPods Proが2026年に登場する見通しであることを改めて述べています。
これは、他のメディアが報道している、AirPods Pro 3が2025年に発売され、ノイズキャンセリング機能の向上などの新機能が追加される、とは大きく異なるもので、今回のKuo氏の見解はかなり疑問が多いものとなっています。
AirPods Pro 2は発売からもうすぐ3年が経過し、Appleのプロダクトの中で最も人気があり収益性の高いAirPodsモデルとして、これほど長い間新モデルの発売をせずに放置することは異例だからです。
次世代AirPods Pro 3で噂される新機能
次世代AirPods Proで噂されている機能の一つに心拍数モニターの搭載があります。この心拍数測定機能はすでに新型Powerbeats Pro 4で導入されています。
また、Appleは昨年秋に発売された低価格のAirPods 4シリーズで、179ドルという価格帯のワイヤレスイヤホンにアクティブノイズキャンセリングなどの機能を追加し、AirPods Proの優位性を一部損なわせています。
しかし、Appleは2022年以降AirPods Proの新しいハードウェア世代をリリースしていないものの、ソフトウェアアップデートを通じてヘッドフォンの機能を拡張し続けています。特に注目すべきは、AirPods Pro 2が現在、軽度から中等度の難聴を補正する認可された補聴器として機能できるようになったことです。
オーバーイヤー型のAirPods Maxの新型を待ちわびているユーザーにとっては、さらに厳しいニュースとなっており、新モデルは早くても2027年まで登場しない可能性があるとの事です。
Source: 9to5mac