米航空宇宙局であるNASAですが、現在特別記者会見を開いており、火星に関するとても重要な科学的発見として、火星の表面に水流があったことを確認し、また現在も表面は塩を含む水で湿っているとのことです!

 

火星は思ったほど「ドライ」ではない!

アメリカ航空宇宙局 (NASA) が開発した、火星の周回軌道から火星を調査・探索する多目的探査機マーズ・リコネッサンス・オービターですが、今回この探査機経由にて撮影された画像等を幾度にもわたり解析した結果、現在表面上に水の流れがあることを示す強力な証拠が見つかったとしています。

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宇宙飛行士でもありNASAサイエンスミッションディレクトレイトでもあるJohn M. Grunsfeld氏は、火星へのミッションは宇宙の生命の誕生と密接に繋がっている「水を追う」ことだったこと、また現時点で水、塩分が含まれていると想定、が表面上に存在することを発見できたことは大変喜ばしいことだ、と述べました。

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既に公開されている火星のGarniクレーター付近の写真ですが、recurring slope lineae (RSL) と呼ばれる水の流れで付いたような線(長いもので数百メートルにも到達)が確認できます。これらが今回新しくスロープポイントにて発見された水和塩により、この線は塩分を含む水の水流によって形作られたものだという見解に達した、とのことです。

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惑星科学専門のJim Green氏。

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Michael Meyer氏は、今回のこの謎を解くに当たり、幾度となく衛星や探査機を飛ばし、数年に渡って調査を続けてきたこと、そして今回新しく冷たく乾燥した惑星に水が存在したことを発見したこと、また調査を続ければ続けるほど生命をサポートできる環境を将来どのように構築できるのかを知ることができる、と述べました。

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Haleクレーターの様子 アニメーション

今回のこの成果ですが、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に29日掲載されました。記事はこちらをどうぞ。

生命の誕生に欠かせない「水」の存在が、遠く離れた火星でも確認できたのは、科学界にとって大きなニュースです。ここ数十年の間に「ちょっと火星でバケーション」、なんていう世界が来たりするのでしょうか。何だかワクワクしますね!あ、宇宙ミュージアムTeNQ(過去記事はこちら)行きたくなってきた!

発信元:NASA

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