超熱い宇宙ミュージアムTeNQの全貌を大公開!実際のブースの写真やムービー映像でおススメどころをご紹介!

7月8日より一般公開された、今日本で最も熱い宇宙ミュージアムTeNQ。当メディアがお勧めするこの施設の各ブースを、一挙にご紹介しちゃいます!

TeNQオススメ1 はじまりの部屋

全幅20m、全高4.5mのプロジェクトマッピングによる映像が約5分楽しめます。この、凹凸のキューブの上に、様々な時代の宇宙観が次から次へと映し出され、古代から現代にいたる人々の宇宙への思いに部屋全体が包まれます。

この「はじまりの部屋」の映像は、天井のキューブの上にも表示され、今最先端のプロジェクトマッピング映像によって、まるで、タイムマシンの中にいるような錯覚に襲われます。

こんな感じで凸凹のキューブの上にオブジェクトが次から次へと映し出されていきます。是非HDでご覧ください!

TeNQオススメ2 シアター宙(そら)

ここが、「東京に空いた、宇宙の穴」のテーマの軸となっているシアターです。直径11mにも及ぶ4K超シアターで、周りを全員で「囲み、覗き込む」独自のスタイルで、今までとはまったく異なる視点で宇宙を体感できます。映像も、高精細なものとなっており、4K x 4K(フルハイビジョンの8倍の高解像度)で上映される「another point of view」は、今まで味わったことのないスケールの映像を楽しむことができます!ここは、このTeNQの中でも、当サイト編集部一番のお気に入りでした。

まるで手を伸ばしたら触れそうな、そんな地球の大迫力のある映像も楽しめます!こうして地球を眺めていると、この惑星の偉大さに圧倒されて少し涙ぐんでくるのは自分だけでしょうか…

銀河系も、このシアターで映し出されると、改めてスケールが大きいことに気づかされます。

動画ではなかなか伝わりにくいですが、この太陽のフレア等の映像は、見ているだけでこちらが熱くなりそうな、そんな熱気が伝わってきましたよ。是非HDでご覧ください!

TeNQオススメ3 サイエンス

ここは、東京大学総合研究博物館との連携により開設される、太陽博物学寄附研究部門の研究室分室となる「リサーチセンター」になります。昨日お伝えした、宮本准教授やチームがここで実際にリサーチ作業を行っている様子に触れることができるようになっています。あ、モニターに映し出されているのは先月、火星から届いた画像のようです!

火星の風景をパノラマとして楽しむこともできます。

TeNQオススメ4 アストロボール

「イマジネーション」では、実際に参加したり操作したりできる遊びコンテンツ、またアートや映像を眺めながらくつろげるスペースなど、たくさんのオブジェで溢れています。この「アストロボール」は、当メディアが前回の記事でご紹介した、「Sphero(スフィロ)」をベースとした参加型アトラクションです。実際に手元のパッドを上手く操作して、Spheroをゴールまで運んで行きます。

「イマジネーション」の「眺めルーム」からは、宇宙映像の眺めを思い思いに楽しみ、くつげるように色んな椅子たちが用意されています。日本式に畳もあったり、学校の教室机などもありますよ。

星造機は、星を眺めるような気持ちで楽しめる、光のオブジェです。天井からこの青い星たちが定期的に下に降りてきます。

TeNQオススメ5 コトバリウム、月面映像、そしてフォトブース

「つながる場所」の最初の「コトバリウム」では、宇宙の興味や探求にかかわるコトバを集め、流星のように表現するディスプレイが大きな壁に設置されています。ここにもベンチがあるので、ゆっくり先人の言葉の余韻に浸ることができます。これ、是非自分のデスクトップのスクリーンセーバーとして欲しいです!

「コトバリウム」を通り抜けると月面の映像がフロアに映し出されています。下の部分によくご注目を、これ今日の日付になっているんです。また、是非この上を歩いて後ろを振り返ってみてください!

写真ブースセクション出口の近くには、様々なテーマに分かれた写真ブースがありました。「宇宙兄弟」の様なプレススタンドや、ロケットにまたがれるもの、さらにはUFOにさらわれる背景等、どれも面白いものばかりでした。

TeNQ – 見学を終えて

子供の頃から、宇宙にはとても興味があり、コミック等を買ってもらう代わりに、宇宙図鑑や難しすぎて内容は分からないけど、挿絵や写真がとても魅力的だったNewtonを日々読んで、色んな妄想を膨らませたものでした。天文学や観測機材の技術が進歩し、またプロジェクションマップや4K等といった映像の表現力や手法が格段と発達してきているこの時代、一つの集大成として「はじまりの部屋」や「シアター宙」の様な形で、今までとは異なる斬新的なスタイルで宇宙を、より身近に、より魅力的に感じさせることができる、日本が世界に誇れる代表的なミュージアムの一つなのでは、と強く実感しました。

是非、一度は訪れてこの素晴らしい「TeNQ」を体感して欲しいと思っています。夏休みは子供連れのファミリーで混雑しそうな予感がビンビンするので、ビジネスマン・ビジネスウーマンであれば、ちょっと昼休みの休憩の間の息抜きの場所として如何ですか?

「いや~、久しぶりに良いものを見た!また今度来よう!」と帰りの電車の中で余韻に浸っていて、ふと中吊りを見ると「TeNQ」からのお誘いがありました。

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