Valve、Steamクライアントにゲーム録画機能を導入:PCやSteam Deckでのプレイがより充実


Valveは、Steamクライアントに新しいゲーム録画機能を正式に追加しました。これにより、PC、Mac、Steam Deck上でプレイするゲームの映像を簡単に録画し、共有することが可能になります。このアップデートは、ゲームプレイを保存したいプレイヤーにとって待望の機能です。

主な機能と使い方

新しいゲーム録画機能は、Steamオーバーレイに対応するすべてのゲームで利用でき、非Steamタイトルでも動作します。録画はデフォルトでホットキー「Ctrl + F11」を使用して開始・停止する仕組みで、ユーザーが自由に設定を変更できます。また、録画の品質や保存場所もカスタマイズできるため、自分のニーズに合わせた映像を簡単に作成できます。

録画される映像は、プレイ中のゲームウィンドウのみがキャプチャされるため、デスクトップ全体は含まれず、プライバシーが保護されています。

編集機能と共有オプション

録画機能には基本的な編集ツールも含まれており、必要に応じて映像のトリミングや調整が可能です。また、タイムライン管理を活用して録画内容を簡単に編集し、エクスポートはMP4形式に対応しているため、他のプラットフォームでも活用しやすくなっています。録画した映像はSteamのコミュニティで直接共有することも、外部ファイルとして保存することも可能です。

サポートの変更

このアップデートにより、SteamクライアントはmacOS 10.13 High Sierraおよび10.14 Mojaveのサポートを終了しました。macOSユーザーにとっては最新のバージョンが必要となりますが、新しい機能の追加と引き換えに、システム要件が若干高くなりました。

Source: MacRumors