アップルがロスレスおよび低レイテンシーオーディオ対応のAirPods Maxファームウェアをリリース


アップルは本日、USB-C版AirPods Maxヘッドフォン向けの新しいファームウェアアップデートをリリースしました。新ファームウェアはバージョン7E99となり、以前のバージョン7A291からアップグレードされています。

iOS 18.4との連携で実現する高音質体験

iOS 18.4アップデートとペアリングすることで、この新しいファームウェアはUSB-C版AirPods Maxにロスレスオーディオと超低レイテンシーオーディオ機能をもたらします。USB-C版AirPods Maxは24ビット48kHzのロスレスオーディオをサポートし、アーティストがスタジオで創り出したままの音楽を聴くことができるように設計されています。アップルによれば、ロスレスオーディオとパーソナライズドスペーシャルオーディオにより、「より音響的に正確で、非圧縮かつ没入感のある体験」が可能になるとのことです。

音楽制作者にとっての新たな可能性

ロスレスオーディオと超低レイテンシーオーディオのサポートにより、音楽クリエイターはAirPods Maxを使って、ヘッドトラッキング機能付きのパーソナライズドスペーシャルオーディオでの制作やミキシングが可能になります。必要なのはUSB-Cケーブルと、Logic Proやその他の音楽制作ソフトウェアを搭載したMacのみです。

互換性と利用条件

ロスレスオーディオと超低レイテンシー機能は、USB-C版AirPods Maxでのみ利用可能です。この機能を使用するには、ヘッドフォンが最新のファームウェアを実行し、iOS 18.4、iPadOS 18.4、またはmacOS Sequoia 15.4を実行しているデバイスとペアリングする必要があります。

ファームウェアのアップデート方法

ファームウェアをインストールするには、AirPods MaxをWi-Fiに接続されているiPhone、iPad、またはMacのBluetoothの範囲内に置き、充電を行います。ファームウェアの更新には最大30分かかる場合があります。

ファームウェアバージョンを確認するには、AirPods MaxがiPhone、iPad、またはMacに接続されている状態で、設定>Bluetoothに移動し、AirPods Max横の情報ボタンを選択します。

Source: MacRumors