Anthropic社は本日、無料版Claudeユーザーに対して、これまで有料プラン限定だった複数の機能を開放すると発表しました。ファイル作成、コネクター機能、スキル機能など、実用的な機能が無料で利用可能になります。
この発表は、OpenAI社がChatGPTの無料ユーザーおよび最も安価な「Go」プラン利用者向けに広告表示を開始すると発表してからわずか2日後のタイミングで行われました。
広告なしの体験を強調するAnthropic
Anthropic社は先週、Claudeを広告なしで提供し続けることを約束しており、ChatGPTユーザーの取り込みを狙っています。今回の無料機能の拡充は、チャットボット利用時に広告を見たくないユーザーをターゲットにした戦略の一環と見られます。
新たに無料化された主要機能
ファイル作成・編集機能
– 無料ユーザーもSonnet 4.5モデルを使用して、Claude内で直接ファイルの作成、編集、操作が可能に
– Excel、PowerPoint、Word文書、PDFファイルの生成に対応(有料プランユーザーは、より高性能なOpusモデルを利用可能)
コネクター機能の開放
無料ユーザーも外部サービスとの連携が可能になりました。対応サービスには以下が含まれます:
– Slack
– Asana
– Zapier
– Stripe
– Canva
– Notion
– Figma
– WordPress
スキル機能の提供
スキルとは、Claudeに特定分野の専門知識を付与する再利用可能なファイルシステムベースのリソースです。Anthropic社は標準でPowerPoint、Excel、Word、PDFのスキルを提供していますが、ユーザーは独自の専門知識や組織のナレッジを活用したカスタムスキルの作成も可能です。
会話の継続性も向上
さらに、無料プランに「コンパクション」機能が追加されたことで、より長い会話が可能になりました。この機能により、Claudeは以前の文脈を自動的に要約し、会話を最初から始め直す必要がなくなります。
ただし、Anthropic社は無料プランの利用上限自体は引き上げていないようで、無料ユーザーは依然として使用制限に直面する可能性があります。
まとめ
OpenAIがChatGPTへの広告導入を進める中、Anthropic社は無料版Claudeの機能を大幅に拡充することで、広告なしの高品質なAI体験を求めるユーザーの獲得を狙っています。ファイル作成、外部サービス連携、専門スキルなど、実用的な機能が無料で利用できるようになったことで、AIチャットボット市場における競争はさらに激化することが予想されます。
Source: Macrumors





