Gmail、3つのAI機能を無料開放 – 有料プランなしで利用可能に


Googleは米国内の個人アカウント所有者向けに、これまでGoogle AI ProやUltraプランの有料サブスクリプションでのみ利用可能だったGmailの3つのAI機能を無料開放しました。

「Help Me Write」でメール作成をサポート

「Help Me Write」は、ユーザーがプロンプトを入力することで、ゼロからメール全体を作成できる機能です。Apple Intelligenceのライティングツールと同様に、「フォーマル化」「詳細化」「短縮化」などの調整オプションを備えており、すでに書いたメッセージに「洗練」機能を適用することも可能です。この機能はウェブ版、Android版、iOS版で利用でき、AIスパークバッジの付いたペンアイコンをタップすることでアクセスできます。

パーソナライズされた返信候補

Gmailはまた、一般的な返信を超えた「パーソナライズされた返信候補」の提供も開始しています。この機能は、従来の「スマート返信」を進化させたもので、会話の文脈を分析し、ユーザーの文体やトーンに合わせた返信を提案します。例えば、同僚が別の日に会議の再スケジュールを依頼してきた場合、この機能はユーザーが普段どのようなコミュニケーションスタイルを取るかを反映した返信案を作成します。ユーザーはこの返信案を確認してから送信することができます。

長いメールスレッドのAI要約

3つ目の無料化された機能は、長いメールスレッドのAI要約です。長い会話を開くと、上部に「AI概要」カードが表示され、議論されたポイントが箇条書きでまとめられます。

これら3つの機能は、本日から米国内の個人アカウントユーザーに順次提供が開始され、グローバル展開は後日行われる予定です。

近日登場予定の「AIインボックス」

今回の変更は、Googleが数ヶ月以内に提供開始予定の新機能「AIインボックス」のプレビューとともに発表されました。この新しいビューは従来のインボックスと並んで新しいオプションとして表示され、個々のメッセージを開かなくても重要な情報を表示するパーソナライズされたブリーフィングを提供します。

GoogleのAIインボックスには、請求書、リマインダー、短期的なタスクを強調表示する「Suggested to-dos(推奨タスク)」セクションと、すぐに対応する必要はないが重要なメッセージのコンテキストを提供する「Topics to catch up on(キャッチアップするトピック)」が含まれています。この機能は現在「Trusted Testers(信頼されたテスター)」に提供されており、Googleによれば今年後半にさらに広く展開される予定です。

まとめ

Googleは米国内のGmail個人アカウントユーザー向けに、これまで有料だった3つのAI機能を無料で提供開始しました。「Help Me Write」でのメール作成支援、パーソナライズされた返信候補、そして長いスレッドのAI要約機能により、一般ユーザーもAIの恩恵を受けられるようになります。さらに近日中には「AIインボックス」も登場予定で、Gmailのユーザー体験はますますAIによって強化されていくことが期待されます。

Source: Macrumors