Claude AIがチャット内でSlack、Figma、Canvaを直接利用可能に


Anthropic社は、Claude AIに新たなインタラクティブツールを導入したことを発表しました。この機能により、ユーザーはWebブラウザやMacアプリのAIチャット画面内で、他のサービスやアプリを直接開いて操作できるようになります。

今回のアップデートでは、Asana、Slack、Figma、Canvaなど、サードパーティ製アプリとのリアルタイム連携が可能になり、タブやアプリを切り替える手間が不要になりました。

MCP Appsによる新たな可能性

この機能は、MCP Apps(Model Context Protocolの新しい拡張機能)によって実現されています。MCP Appsは、あらゆるMCPサーバーが対応するAI製品内でインタラクティブなインターフェースを提供できる仕組みです。Anthropic社は昨年、AIアプリケーションにツールを接続するための普遍的な標準として、MCPをオープンソース化しました。

Claude内で直接できること

Anthropic社の発表によると、現在Claudeで以下のような操作が可能になっています:

  • Amplitude – 分析チャートを作成し、トレンドを探索したりパラメータを調整したりして、隠れた洞察を発見できます。
  • Asana – チャットの内容をプロジェクト、タスク、タイムラインに変換し、チームがAsana上で確認・実行できるようにします。
  • Box – ファイルを検索し、ドキュメントをインラインでプレビューした後、コンテンツから洞察を引き出したり質問したりできます。
  • Canva – プレゼンテーションのアウトラインを作成し、ブランディングやデザインをリアルタイムでカスタマイズして、クライアント向けの完成度の高い資料を作成できます。
  • Clay – 企業をリサーチし、メールや電話番号付きの連絡先を見つけ、企業規模や資金調達などのデータを取得した後、会話の中で直接パーソナライズされたアウトリーチメッセージを作成できます。
  • Figma – テキストや画像をフローチャート、ガントチャート、その他の視覚的な図表に変換するよう指示できます(FigJam使用)。
  • Hex – データに関する質問をすると、インタラクティブなチャート、表、引用付きの回答が得られます。
  • monday.com – 作業を管理し、プロジェクトを実行し、ボードを更新し、タスクをスマートに割り当て、洞察を使って進捗状況を可視化できます。
  • Slack(Salesforce提供) – Slackの会話を検索・取得してコンテキストを把握し、メッセージの下書きを生成し、好みの形式に整え、投稿前に確認できます。

利用可能なプランと今後の展開

インタラクティブツールは、WebおよびデスクトップのPro、Max、Team、Enterpriseプランで利用可能です。今後、Claude Coworkでもサポートされる予定とのことです。

これらの統合機能は、昨年10月に導入されたChatGPTのAppsシステムと類似しており、ユーザーがチャット画面内でサードパーティ製ツールを操作できるようにするものです。

まとめ

Claude AIの新機能により、複数のアプリやサービスを切り替えることなく、AIチャット内で作業を完結できるようになりました。この統合により、ワークフローの効率化が大幅に向上し、ユーザーはより生産的に作業を進められるようになります。Anthropic社のこの取り組みは、AI支援ツールの進化における重要な一歩と言えるでしょう。

Source: Macrumors