なぜ?英国・EUだけMacBook充電器が別売りに|Appleの新方針が与える影響と対策を解説


2026年3月4日、Appleが今週発表した新型MacBookシリーズについて、英国およびEU圏での販売方針に大きな変更があったことが明らかになりました。新たに発表されたMacBook Neo、MacBook Air、MacBook Proのすべてのモデルにおいて、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどのEU加盟国と英国では、充電器が同梱されないことが判明しました。

この変更は、昨年発売された14インチMacBook Proのベースモデルから段階的に始まっていましたが、今回の発表で全モデルに拡大されたことになります。

購入時の注意点

英国およびEU圏でMacBookを購入する場合、電源アダプターが必要な方は、チェックアウト時に別途購入するか、後日個別に購入する必要があります。これは追加コストとなるため、購入計画を立てる際には考慮すべき重要なポイントとなります。

地域による対応の違い

その他の国では充電器を同梱

興味深いことに、この充電器非同梱の方針は英国とEU圏に限定されており、その他の国では従来通り充電器が同梱されています。

例えば米国市場では:

  • MacBook Neo:20W USB-C電源アダプター(単体価格19ドル)が同梱
  • 16インチMacBook Pro:140W USB-C電源アダプター(単体価格99ドル)が同梱

これらは追加料金なしで提供されています。

ケーブルは引き続き同梱

なお、充電ケーブルについては世界共通で、すべての新型MacBookにUSB-CケーブルまたはMagSafe 3充電ケーブルが同梱されています。つまり、ケーブルは提供されるものの、電源アダプター本体は別売りという状況です。

背景と今後の展望

この変更の背景には、EUの環境規制や電子廃棄物削減への取り組みが影響している可能性があります。すでに多くのユーザーが互換性のある充電器を所有していることを考慮した判断とも考えられますが、新規購入者にとっては追加の出費となることは避けられません。

今回の決定は、Appleの環境への配慮と消費者の利便性のバランスをどう取るかという課題を浮き彫りにしています。今後、他の地域でも同様の方針が採用される可能性もあり、業界全体の動向を注視する必要があるでしょう。

Source: Macrumors