ステッドラー社は、筆記具や製図用品の世界的なメーカーでドイツに本拠を置いています。非常に精巧な作りのシャープペンシルなどを作っており、イラストレータやデザイナー、デザインハウス等のプロユーザーから大きな信頼を得ています。
その会社が、今回タッチペン付きの鉛筆、「ザ・ペンシル」を今年初めに発表しました。ミーティング等でiPadやiPhoneに加えて、アナログなノートを活用することが多いので、早速デイリーに使ってみました。
外観
パッケージはとても高級感のあるオシャレなものです。3本の鉛筆と機能キャップが同梱されています。
パッケージですが、開けようとする時に「何か」でしっかりとロックされている感触があります。「よくあるマジックテープか何かかな?」と思いきや…
なんとマグネットでした。この辺り、機能を重視するドイツ企業とヨーロッパのエレガントなテイストが表れていますね! |
今回の大きな特徴の一つですが、タッチペン(静電容量方式)に対応したスタイラスが鉛筆の端に付いており、iPadやiPhoneの画面の上で左右のスワイプや簡単なドローイングを行うことができます。滑りもとても滑らかです。
キャップは鉛筆削りとしても機能
キャップ部分は「ひねる」ことで鉛筆削りが現れ、削り出すとこの切れ込みから削りカスが出てくるようになっています。削り終えた後は元に戻すことで、削りカスや鉛筆の芯カスなどが外に出ないストッパーの役目を果たしています。
キャップには、MADE IN GERMANYの刻印がされ、静かに佇んでいます。
鉛筆としての性能
WOPEX(ウォペックス)製法で作られた「ザ・ペンシル」は通常の鉛筆よりも重量感があります。
このWOPEX 製法のコンセプトは「環境にやさしい鉛筆」というもので、使用されている原材料の木は森林保護認証地から採れた木材、そして廃材を使用しているとのことです。さらに加工する際に、押し出し成形技術というものが使われ、木を無駄なく使うことに特化している、ということでした。
また、最大の特徴の一つとして芯の減りが通常のものと比べてとても遅いですが、書き心地などは通常の鉛筆とほぼ変わらず強弱もしっかり付けることができます。
編集部の感想
- 鉛筆とスタイラスが一緒になっているというのはとても新鮮!鉛筆に付いているスタイラスを、癖で消しゴムと勘違いすることが何度かあったり
- 最近はデジタルに頼りっぱなしでキーボードやタッチパネルを打つのが多かったけど、これを機会にノートに書くように心がけるようになった!
- ミーティングの最中に芯を削りたい時に、削りカスの捨て場にちょっと困ってしまった
といったものでした。スマホを常に持ち歩く時間が増え、画面を「タップ」したり「スワイプ」する事が多い中、ひとたび昔使っていたアナログ文具を振り返り、これを機会に紙と鉛筆でものを「描く」動作を復活させてみてはいかがですか?「描く」ことで、今までは画面を凝視しても出なかったアイデア等がどんどん湧き出てくるかも?!
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