VevoのYouTubeアカウントが何者かにハックされ、大量のミュージックビデオが削除される事態に?!

公式ミュージックビデオを発信することで知られているVevoですが、数日前に何者かによりYouTubeアカウントがハックされる被害に遭い、公開していた数多くのミュージックビデオが削除されるという事態が発生したようです!その中には先日来日したケイティ・ペリーなどの有名アーティストのコンテンツも含まれているとのこと。

Vevoですが、2009年に提供が開始されたサービスで、ミュージックレーベル会社であるユニバーサル、ソニー、EMIの公式コンテンツを提供している事でも知られています。

今回何者かによって削除されたコンテンツの中には、YouTubeの中での史上最高再生回数を誇る、Luis FonsiとDaddy Yankeeの「Despacito」などがあったようです。『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌ともなっていたこの曲ですが、現時点で何と再生回数が50億回という程の人気ぶりです。また、ビデオのサムネイルは下記のようなもの(Netflixで提供中のCasa de Papel)に置き換わっており、説明文の部分は今回のハッカーと思われるProsoxとKuroi’shによって書き換えられています。

その他にも、かなりな数のミュージックビデオが被害にあっており、Chris Brown、Shakira、DJ Snake、Selena Gomez、Drake、Katy Perry、さらにはTaylor Swiftと言った有名アーティストのビデオが削除されています。中にはまだ再生可能なコンテンツもあるようですが、タイトルやサムネイル画像が置き換わってしまっているようです。

これらのビデオは、VevoのYouTubeアカウント経由でアップロードされたものですが、今回の被害がアカウント自体を乗っ取られたかどうかはまだ不明となっています。

今回の被害となったVevoですが、既にこの事態を把握しており、現在削除されたミュージックビデオの復旧作業を行なっているとのことです。引き続き、今回の被害の調査を進める、としています。

発信元:The Verge

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