音楽定額サービスのSpotify、ハードウェアビジネスに進出か?!自社ハードウェアの準備を進めているようです

日本でも音楽定額サービスとして待望のローンチを迎えたSpotifyですが、噂によると自社サービスに対応したデバイスを開発中とか!Amazon Echoの様なスマートスピーカーか、AirPodsと言ったワイヤレスヘッドフォンなのか、はたまたハイエンドなミュージックプレイヤーなのか、何とも楽しみですね!

今回明らかになったのは、Spotifyの求人情報の中に、「自社初となるハードウェアプロダクトに向けて」という内容が記載されたプロジェクトマネージャー、シニアプロジェクトマネージャー、及びオペレーションマネージャーがハードウェアカテゴリー内で掲載されていた事に由来します。内容の中には、このハードウェアとの連携により、「Spotifyのイノベイティブなエクスペリエンスを創造する」ことに貢献するとも記載されています。

新たなカテゴリーを作るものになるとも?

今年の1月に全世界でユーザー数が7000万人に到達したSpotifyですが、今回の自社商品となるハードウェアは、「Pebble Watch、Amazon Echo、そしてサングラスに動画カメラを搭載したSnap Spectaclesといったカテゴリーを新たに作る存在になるだろう」としており、大きな機能の一つとして音声コントロールが含まれるとも言われています。音声アシスタントとして名高いAmazon Echoシリーズや近年のスマートスピーカーなどでは、音声コントロールが一般的に行われていることもあり、この機能は必須と言えそうです。

この開発中とされるSpotifyの自社ハードウェアですが、スマートスピーカーやウェアラブルデバイス的なミュージックプレイヤーやヘッドフォン、またはソフトウェアを重視したエクスペリエンスが予想されています。既にグローバルで抱えている7000万人のSpotifyユーザーがこのハードウェアの潜在利用ユーザーになりうると考えると、タイミングとしては満を辞したといった形になりそうです。

果たして通信機能は搭載されるのか?

Apple Watch Series 3では、SIMが内蔵されている事で、スマホなどの母体なしでネット接続や通話に加えて、Apple Musicのストリーミング再生が可能となっていたり、電気書籍リーダーのAmazon Kindleでは3Gモデルを購入すると、通信料を気にせずに電子書籍や雑誌などがダウンロード可能となっていますが、今回のSpotifyが開発中とされるデバイスがウェアラブル的な位置付けの場合、MVNOなどを活用した3G/4Gの定額通信機能を搭載していれば、スマホやパソコンとの同期なしで直ぐに流行りの楽曲や自分のプレイリストを聞ける、という魅力的なユースケースが生まれるかもしれません。

今では移動中や自宅、また職場などでスマホやタブレットをメインとして楽曲再生を行うケースがほとんどだと思いますが、今回のSpotifyの挑戦する新たなハードウェアが、既存ユーザーのライフスタイルにどの様に入り込めるかどうか、は普及の一つの鍵となりそうですね。

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発信元:The Verge

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