9月25日以降、米国や日本を初めとして記録的な売上を達成しているiPhone 6sシリーズ。2次発売国から除外されていた韓国でのプリオーダーが10月19日にようやく開始され、ものの10分で売切れたと、大人気の様子です!
iPhone 6sシリーズ、確保分5万台も最初の10分で完売?!
アップルですが、先月iPhone 6sシリーズの2次発売国となる40か国のリストを発表しましたが、韓国はこれに含まれていなかったため、発売が10月中旬よりも遅いタイミングとなっていました。因みに、2次発売国ですが10月10日より発売が開始された国として、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、モルディブ、メキシコ、モナコ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾などでした。
今回プリオーダーを開始した韓国の3つの通信キャリア、SK Telecom、KT、そしてLG Uplusですが、当初は16日(金)の予約開始を希望していたものの、週末の混乱を避けるため延期を余儀なくされたよう。
まずKT Telecomですが、レポートによるとプリオーダー開始直後1〜2分の間に1万台のオーダーがオンライン経由で入り、プリオーダー分の在庫として確保していた5万台分が、ものの10分で完売だったとのことです。KTのスポークスマンは「オンライン予約分として確保していた5万台だが、今までの経験からプリオーダー開始後30分ぐらいで完売するのではと見ていたが、実際は10分もかからなかったので、今回のモデルの人気に大変驚いている」と語りました。
SK Telecomですが、実際の販売台数は明かさなかったものの、予約販売直後30分で受付を終了したとのことです。
そして若者に人気なLG Uplusに関しても、予約開始直後5分で受付が終了したとのこと。
このiPhone 6sシリーズの人気に備え、SamsungやLGは各々が展開するフラグシップモデルの価格改定を行い、真っ向から対抗する意気込みを見せています。実際、Samsung Galaxy S6ですが旧価格が924,000ウォン(日本円にして約98,000円)に対して、新価格として799,700ウォン(日本円にして約85,000円)と、約13%ものディスカウントを実施したよう。なお、今までの経緯を見ると、フラグシップモデルを800,000ウォン(日本円にして約85,000円)以下の価格に設定するのはあまり前例がないようで、今回Samsungが取った価格改正がいかにiPhone 6sシリーズの人気に向けた対抗策であるかが伺えます。
10月23日に韓国にて発売が開始されるiPhone 6sシリーズ。今後の韓国のスマホ市場も日本と同様、ホットになりそうですね。
発信元:Yonhap News