JAL、羽田空港にてIoTを活用した物品位置管理ソリューションの実証実験を新たに開始

最近とても話題な「物がインターネットにつながる」IoT分野ですが、今回はJALが羽田空港にてIoTを利用してベビーカーや車いすなどの所在をリアルタイムに空港スタッフが把握する、といった試みを開始しました。

Beaconを車いすやベビーカーに設置、リアルタイムに所在を把握

Apple Watch等にもJALアプリをいち早く対応させ、搭乗のゲートの案内や時刻のカウントダウンなどを提供していたり、野村総合研究所と共同でGALAXY Gear 2やGear Fit、またLG Watchを搭乗ゲート担当のJALスタッフが装着し、スタッフの所在・配置状況などを遠隔地よりリアルタイムで把握する、といった「チャレンジJAL」宣言でIT分野の取り組みを積極的に行っている日本航空ですが、今回は空港で貸し出しを行っているベビーカーや車いすをリアルタイムで把握する実験となります。

jal jibe mobile blu trail haneda airport iot

ソリューションとしては、Jibe Mobile株式会社が開発する「Blu-trail」(詳しくはこちら)を活用して、羽田航空国内線第一ターミナルの出発及び到着ロビーにて実証実験を行うとのこと。導入されるBeaconの数は約200個にも及び、スマホやタブレットから各物品の所在地を把握できるというもの。

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今後は、今回の実践の効果検証の元、多空港への導入や空港以外の作業現場におけるニーズも探索するということです。

よく空港で困るのが、使いたい場所でカートが見つからなかったり、家族バラバラで行動している時一人が逸れてしまって居場所が分からない、なんて事あったりしますが、今後お互いのカートを登録しておくことでこんな場合もアプリでワンタッチ検索!なんて解決できちゃったり。これから海外旅行者も増える中、ますます空港の利便性への新しい試みに注目です。

発信元:JALJibe Mobile

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