【Kickstarter】Soluは掌に収まる次世代コンピューティングデバイス!自然なジェスチャーで思い通りな操作が可能!

メイド・イン・フィンランドのSolu(呼び名:ソル)ですが、これからのコンピューティングを革新的に変えていく可能性を秘めた、掌に収まる次世代のデバイスとなっています。クラウドに接続し、デバイスの空き容量の心配もない、さらにはAndroidアプリも動作するようです!

 

Solu – 大画面に接続もOK、デバイス単体で操作も可

ハードディスクの容量やコンテンツのバックアップ、アプリケーションのインストール等を全く気にする必要がない、クラウドベースのコンピュータになります。当然オフラインでも動作します。

ボディーは木でできており、液晶ディスプレイを操作してポータブルデバイスとして、さらには大画面に接続することもできます。

kickstarter solu a new breed of computing

Soluのハードスペック

デバイスのディスプレイですが、1440 x 1440ピクセル(450ppi)を搭載し、外部ディスプレイとして4Kモニターまで対応しています。プロセッサですが、2.3GHz NVIDIA 4-Plus-1™ クアッドコア ARM® Cortex™-A15 CPU™、グラフィックに関しては、NVIDIA Kepler™ GPU with 192 NVIDIA CUDA® コアとなっています。4GBのRAMを搭載し、キャッシュ(ストレージとは呼んでない)は32GB、デュアルバンド 2×2 MIMO WiFi (802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0に加えてUSB Type Cを採用しています。

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バッテリーの容量ですが、1200mAh、サイズは縦が102mm、横が102mm、そして厚さが13mmといったサイズ感です。ゲームコントローラを彷彿とさせるUIもあり、大画面に接続してゲームなどが楽しめるということでしょうか。

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Soluのユーザーインターフェースはとてもユニーク

Soluが提供するユーザーインターフェースですが、今までのものとは異なり、人間の頭脳からインスピレーションを受け、ズームを多用したUIをベースとしており、アプリケーションやプロジェクトを自然なジェスチャーで操作することができるとのこと。レガシー的なアプリを開いてからファイルをオープンする、といったステップでなく、シンプルに開きたいファイルをズームしながら探して選択する、といった操作に置き換わるようです。さらに、Soluの中では幾つかのスペースが提供され、各々のスペース毎に環境を設定したり、他のユーザーと共有することが可能とのことです。

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Soluの利用は月額モデル

Solu(呼び方:ソロ)は20ユーロ(日本円にして約)の月額制、無制限のクラウドストレージが提供され、無料バージョンやプレミアムなどは存在しない形となります。

Soluは独自OS、SoluOSで動作

今回のSoluですが、SoluOSと呼ばれる独自OSで動作します。WindowsアプリやiOSアプリ等の開発者や資産を上手く引き付けるか、はコンシューマー受けするかどうかの大きな要因の一つですが、開発者が明かすところによると既存のAndroidアプリをサポートするとのこと。他のnon-Soluユーザーとのやり取りを考えると、「ブラウザーは何?」「Dropboxは使えるの?」「仕事で使うパワポとかは?」といった疑問が沸いてきますが、Soluのターゲットとする、次世代のコンピューティングデバイスからしたらそんな心配はなくなるってことなんでしょうか。いずれにしても期待の星の一つです!

Kickstarterのエントリーパッケージは299ユーロで、6か月分のメンバーシップが付いてきます。ターゲットは20万ユーロで、執筆時点では約12万ユーロとなっています。

発信元:Kickstarter

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