キアヌリーブスの目がぐるぐると動いてる!実はこれ、人工知能のデモです。


人工知能ですが、ここ最近Google DeepMindのAlphaGoが囲碁で驚異的な勝敗率を見せたり、撮影した写真を笑顔にしてくれたり、投資のアドバイスをしてくれたり、といった事で話題になっていますが、今回は静止画の人物の目をグルグルと動かしてくれます!実はこれ、DeepWarpのデモなんです。

keanu-eye-ai-deepwarp

今回のデモは、人工知能に関わるメンバーであるYaroslav Ganin, Daniil Kononenko, Diana Sungatullina, and Victor Lempitskyが開発したもので、名前はDeepWarpというもの。こちらが実際にキアヌ・リーブスの写真で試した目の動きとなっています。何だかものすごくグリグリ動いてますね!

実際にこちらのページで、PNG / JPGの画像をアップロードしてちょっと待つだけです。ボタンですが、「Let’s roll!」は目をグルグル、「Let’s scroll!」は目を縦に、「Let’s cross!」は寄り目に、そして最後の「Let’s shift!」は目を左右に動かすことができます。

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今回のデモのベースとなっている実際の論文やサンプルなどはこちらのページから確認できます。なお、出力のビデオ形式がGoogleが提供するwebM形式となっていますので、結果が表示されない場合はChromeで試してみてください。

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このソリューション、果たしてどんなシーンで活躍するのか。レポートによれば、例えばビデオ会議のようなシーンで、実際に見ている画面とカメラの位置が異なる場合や、レポーターがカメラ目線と現場を見ながら中継してるようなシーンで活用できるとのこと。

グループ写真などを取る時、必ずといっていいほど誰かがレンズを見ていない!なんてことがあったりしますが、今後はそういった心配がなくなるかも?!これからの人工知能の活躍にますます期待ですね!

発信元:The Verge

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