ソニーの新型携帯ゲーム機「プロジェクトQ」が公式発表!

ついに待ちに待ったソニーの新型携帯ゲーム機「プロジェクトQ」が公式に発表されました。最新のPlayStation 5 (PS5) のゲームをどこでも手軽に楽しむことができるようになると期待が高まっています。

プロジェクトQとは?

「プロジェクトQ」は、PS5のゲームをWi-Fi経由でリモートプレイするための専用デバイスで、今年後半に発売される予定です。PlayStationのトップ、ジム・ライアン氏によれば、プロジェクトQは8インチのHDスクリーンと、DualSenseワイヤレスコントローラーの全てのボタンと機能を備えています。LCDスクリーンは、Wi-Fi経由でゲームを最大1080p、60fpsで動作させることが可能とのこと。DualSenseのアダプティブトリガーとハプティックフィードバックも搭載されています。ただし、一番気になる具体的な発売日や価格についてはまだ発表されていません。

プロジェクトQの使用条件

ソニーのプレゼンテーションのよると、Project QでプレイするゲームはPS5コンソール自体にインストールされている必要があります。つまり、Project Qは自分の持っているPS5のコンパニオンとして設計されており、Steam Deckやスマホのようにネイティブにゲームをプレイしたり、クラウドからストリーミングしたりするものではないようです。

クラウドゲーミングへの展開は?

しかし、ソニーはクラウドゲーミングサービスの先駆けであり、現在多くの求人情報を掲載していることから、サービスの大幅な改善を図っていると考えられます。そのため、プロジェクトQが後日クラウドゲーミングを追加する可能性があります。ソニーにとって収益を上げるサービスを省略するのは少し疑問です。

プロジェクトQはどこでもゲームができる?

ソニーはまだ、プロジェクトQを使って家の外でゲームをストリーミングできるかどうかについては明らかにしていません。現在ソニーが提供する「リモートプレイ」はインターネット経由での接続をサポートしているので、ここは期待したいところです。

プロジェクトQはどのような市場ニーズに応えるのか?

プロジェクトQにより、ソニーは近年の携帯ゲーム機の人気急上昇に対応したいようです。もちろん、Nintendo Switchは大ヒットを記録していますが、ValveのSteam DeckやAsusのROG Allyのような新たな参入者により、2017年にローンチしてから時間が経つSwitchよりも新しいハードウェアでより現代的なゲームをプレイする方法が増えています。「プロジェクトQ」は、Wi-Fi経由でのみゲームをストリーミングするという独自の特性を持ちつつ、最新のPlayStationゲームを携帯ゲーム機でプレイしたいと考えている方々にとって、ソニー製の選択肢を提供するものとなるでしょう。

最後に、PS5からゲームをストリーミングするためのリモートプレイを試したい場合、このソニーの携帯ゲーム機を待つ必要はありません。ほとんどのiPhone、Androidフォン、Windows、Macでも可能で、Steam DeckにはChiakiというLinuxアプリをロードすることもできます。

既にグローバルで人気を集めているプロジェクトQ、今年後半の発売がとても楽しみです。

Source: The Verge

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