Uberのセミ自動運転サービスが間もなくスタート?!今月にも、米国ピッツバークにて最初の顧客をピックアップ予定!

自動車業界でホットな話題となっている「自動運転」機能ですが、配車サービスとして知られるUberが、特別にカスタマイズされたセミ自動運転仕様の車両をアメリカにて今月より試験的に採用すると発表しました。近い将来、スマホアプリでタクシーの配車リクエストを行ったら、自動運転の車がピックアップしてくれた!なんてことも?

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車両にはボルボ社のXC90 SUVを使用

Bloombergによれば、Uberが使用する自動運転の車両は、ボルボXC90 SUVをカスタマイズしたもので、常時運転席にスタッフが乗車し、非常時にはハンドルを取って運転を行い、通常は状況などのメモを取るというもの。乗車にかかる運賃は無償で、後部座席には車に関する情報がタブレットにより提供されるようです。

米国ペンシルバニア州ピッツバーグですが、Uberが2014年以降手がけてきた自動運転に関する、いわば「ホーム」ともいえる場所で、同市にあるカーネギーメロン大学より機械工学の学生などを密かに採用してきていることでも知られています。Bloombergによれば、2016年前半には、同社のAdvanced Technologies Centerには機械工学やロボット工学に長けた数百人規模のエンジニアリングチームを構えていると言われています。既に同市では、Uberのフォード車を利用した自動運転のプロトタイプが街中で走り回っているのを見かけることができます。

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今回行われる、セミ自動運転を採用したUberの車両が実際に顧客をピックアップし、目的地まで運転する、というのはとても大きなステップと言えます。既にテスラモーターズ社の「オートパイロット機能(自動運転)」が段階的にソフトウェアのアップデートにより試験的に提供されていることや、グーグルの「セルフドライビンカー」が累計240万kmにも渡る公道実走試験を行ってきていますが、今回のUberの発表は業界にとっても大きなインパクトを呼ぶものとなりそうです。

これに合わせてボルボ社はUber社との事業提携をプレスリリースにて発表し、年内には100台もの車両を提供すると発表しました。共同で3億ドルにも及ぶ資金を提供し、全自動となる自動運転車両を2021年までに開発する、としています。

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日本では現時点で東京都内の限定エリアでUberBLACKのハイヤーを、また先日より京都・丹後町で自家用車サービスであるUber Xを限定的にサービス開始させるなど、着々とサービスを浸透させていますが、近い将来、自分のスマホで配車した車が自動運転で送り迎えをしてくれる、という近代未来的な世界ももうそこまで来ているのかもしれませんね!

なお、「自分の住んでいる所では使えないや」と諦めるのはまだ早いです!例えば、海外旅行で行くサンフランシスコやイギリスなどでは、言葉が通じるかどうかちょっと心配だと道路でタクシーを捕まえるのに勇気がいりますよね。

海外でのUberの普及率はものすごく高く、例えば、下のスクリーンキャプチャはサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ近辺のUber Xの車の数が一発で分かるものですが、実際にアプリ上ではこの車がリアルタイムで動いていて、画面上から簡単に自分のいる場所にピックアップを頼めて、しかもクレジットカードも事前に登録しておけば、それこそ「キャッシュレス」でホテルから目的地、または出先からホテルに変えることが簡単にできちゃいます。まずは下のアプリをダウンロード後、プロモーションコード「31aly」を入力すると、2000円分の乗車が無料になりますよ。是非お試しあれ!

発信元:The Verge

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