7月4日、米Orbotix社が開発したロボティックボール「Sphero(日本名:スフィロ)」の、世界初常設となるエンターテイメント空間「アストロボール」の内覧会にご招待を受け、出席してきました。場所は「東京に空いた、宇宙の穴」がキャッチコピーの宇宙ミュージアム「TeNQ」内にある「イマジネーション」エリアに位置する「アストロボール」です。
本日の内覧会に合わせ、ロボティックボール「Sphero(スフィロ)」の開発元である、米国Orbotix社チーフソフトウェア開発責任者(CSA)のAdam Wilson氏が来日し、開発の経緯やこれからのプラン等を熱く語ってくれました。
Adam氏は、経歴としてアメリカ航空宇宙局のNASAでインターネット制御ロボットのプロジェクトに関わったことのある人物。子供の頃、人里離れた場所で街に出かけるのも一苦労だった彼は、自分で何か楽しみを創造することを幼いころから学び、12歳でロボットとあらゆるロボット関連の開発に熱中する中で、「いつかみんなを喜ばせ楽しませるようなおもちゃを作りたい!」と思い続けていたそうです。約5年前に、性別がなく、ユニバーサルでみんなが簡単に遊べる「もの」を何か作りたいという強い願いを抱き、今のOrbotix社の最高技術責任者のイアン・バーンスティンと共に会社を設立、その後Spheroを世の中に送り出し、様々な業界から脚光を浴びる形となりました。
今のバージョンは、「Sphero 2.0」で今後バージョンアップの計画があることや、全く新しい製品のラインアップがあることも明かしてくれました。さらに、ソーラーパネルを搭載することで、いずれNASAと協力して宇宙で浮遊させたり、また完全防水の特性を生かして、水かき用のケース等と組み合わせて太平洋横断なんかも挑戦して行きたい、と沢山の夢やアイデアを共有してくれました。
会場内には、創業者のアダム氏とイアン氏の2人がサインした「Sphero」が飾られるようです。
アストロボールについて
今回、このTeNQの「アストロボール」に「Sphero」が選ばれた理由としては、
- 見た目もスマートな球体の形状が惑星を連想させること
- Spheroの姿勢制御が加速度計とジャイロによるものということで、ロケットの慣性センサーと仕組みが同じであることから、宇宙開発とのつながりを感じた
- Spheroを使って、自分で操作し、目標に向かって、諦めずに取り組むこと、そして皆で協力することでより大きな達成を得られることも宇宙開発とつながる要素となると考えた
ということでした。
このアトラクション「アストロボール」、Spheroを手元のパッドで操作して、うまくコースを進み、目的のゴールに到達してチームでロケットを発射させようというものです。チームは5つのSpheroで構成され、それぞれ異なるコースの上を操縦する形となります。
この操縦が思ったより難易度が高く、半分も行かないうちにコースから外れてしまったり。結局自分サイドのチームは誰もゴールすることができずじまいでした。残念!
TeNQの宇宙ストアでは、Spheroをすぐに購入することができるようになっています。また、Apple Storeや家電量販店、Amazon.co.jp等からも購入が可能です。因みにApple Storeで発売されているモデルは「Apple Store販売限定モデル」、価格は税抜きで13,800円です!iPhoneやiPadのほか、Androidにもしっかり対応しています。
内覧会の後、TeNQのツアーにも参加させて頂きました。それにしても、「東京に空いた、宇宙の穴」である、「シアター宙」のクオリティの高さには感動しました!このTeNQに関しては、こちらの記事で取り上げています。
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