去年10月辺りに投稿し非常に多くの反響を得た、「20枚ものカード情報が1枚に収まってしまうPlastc Card」(記事はこちら)を紹介しましたが、今度はまた対抗馬となる新しいプロダクト、「SWYP」が誕生しました!
SWYPとは?
コンセプトはPlastc CardやCoinと同じく、お財布の中に厚く収まったクレジットカード、キャッシュカード、ポイントカード、ロイヤリティカードなどを一枚にスマートに収めよう、というもの。
約1年半もの歳月をかけて開発されたこのSWYPは、金属製のボディーに収まったクレジットカードサイズで、厚みも0.8mmと1mmを切っており、重さも約11gほどしかない軽量。SWYPには、左下に白黒のディスプレイ(eインク?)が搭載されており、この画面で保存されているカードをを使うのかを選択したり、カードの有効期限やセキュリティコードが表示されたり、ステータスをチェックしたりすることができます。将来的には、このディスプレイ上でポイントカード等に記載されいるバーコードを表示する、といった事も視野に入れているようです。
本体に保存できるカード情報は、最大25枚分としており、他の競合製品であるPlastc Cardの20枚や、Coinの8枚を上回っています。カードのバッテリー寿命は約2年間ととても長く、Plastc Cardの様に頻繁に充電する必要がなさそうです。
SWYPを置き忘れても、自動でロック
スマホアプリとの連携により、SWYPカードをレストランのテーブル等に置き忘れた時は自動でロックが掛かるように設定したり、レシートをカメラで撮影することで、利用の詳細を保存することもできます。セキュリティ面でもとても安心ですね。
スペックは下記の通りです。Bluetooth 4.0 BLEが採用されています。
気になるプライスは?
2015年の秋辺りのローンチを予定しているこのSWYPですが、通常のお値段は$99のところ、プリオーダーでは$49で購入できます。Plastc Cardは$155であることや、Coinが$100であることを考えると、プリオーダーはかなりお買い得な感じです。
AppleもApple Payで複数のクレジットカードから選んでタッチして支払いができるようなシステムを発表したりと、ペイメント関連の業界は今年も賑わいそうです!早くこうしたスマートカードの登場が日本マーケットでも待ち遠しいですね。
発信元:The Verge