今年発売予定のiPhone 7は魅力に欠けるという声も?果たして真相は?

今年の秋に予定されている次期iPhone 7ですが、KGI証券のMing-Chi Kuo氏の投資家向けのメモによると、今年のモデルはメジャーアップグレードとなるバージョン7となるものの、機能面ではあまり魅力的なポイントがないようです。筐体がガラスになるということや、有機ELが採用されるという噂がありましたが、果たしてどうなんでしょうか?

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Appleだけ今年の出荷台数の減少、その他競合は増加?

Kuo氏ですが、今年のAppleのiPhone出荷台数に関して、悲観的に捉えた数値として1億9000万〜2億500万台辺りになるのではとしています。なお、iPhone SEに関しては、1200万台〜1800万台としています。今回のiPhone SEの人気により、iPhone全体の出荷台数に関してiPhone 6sの落ち込みが大きい部分を解消する程度まで維持する形になるとしています。Appleも先日の投資家向け第二四半期の決算資料の中に、2年連続でiPhoneの出荷台数が減少しているとしました。

Kuo氏は、2016年のiPhone出荷台数として2億台を割ると見ており、比較として前年の2015年では2億3200万台出荷されたこともあり、ウォールストリートのアナリストの多くは2億1000万〜2億3000万台になるだろう、としています。

Samsungが引き続き世界でトップの座に

なお競合となるSamsungですが、Kuo氏の報告では売上が1%増加し、スマートフォンベンダーとして引き続き世界で第1位を継続する見込みで、その次としてAppleとなり、売上として11.6〜18.1%減少する見込みとのこと。

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第3位ですが、Huaweiの売上が15.1%と上昇しており、販売台数も1億22oo万台に達するとのこと。第4位はOPPOとなっており、51.1%上昇となる7400万台。

来年2017年には、全筐体がガラスでデザインされることや、有機ELが採用されることで、大幅なデザイン変更が見込まれていますが、今年のiPhone 7はあまり多くの新機能が加わらないというのは残念なお知らせですね。

発信元:Apple Insider

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