先日発表された新MacBook Proの3つのラインアップでは、Touch Bar搭載モデルにてUSB Type-Cが4ポートも搭載されているものの、ネックはiPhone等に付属しているLightningケーブルがそのままiPhone 8やiPhone X、またiPad Proと接続できないというのが悩ましいところ。ドングルケーブルか、Lightning – USB Cケーブルを持ち歩くことになりそうです。
より多くのドングルアダプタが必要に?
iPhone 7やiPad Pro等と今回のUSB-Cポートをケーブル接続するために、USB-C – USB 2.0アダプタ、またはUSB-C -Lightningケーブルを購入する必要となります。加えてiPhone 7ユーザーは、3.5mmイヤフォンジャックが廃止されたことで新しく付属するヘッドフォン「EarPods with Lightning Connector」が新MacBook Proではそのまま利用できないという点も。ここでも「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を利用する必要があります。
今ではiPhoneのバックアップとしてMacのiTunesとはWi-Fi経由での同期も行えたりするので、iPhoneとMacを直接ケーブルで接続するシーンは減ってきているとはいえ、今回の新しいUSB-Cポートの採用により、追加の出費がかさむことになりそうです。
とは言っても、USB-Cポートのメリットはとても大きく、データと電源を両方サポートしていることで、電源供給は左右どちらからでも行えたり、外部モニターとの接続などもデスクの環境によって自由に行えるのは嬉しいポイントですね。それと、噂されていた3.5mmイヤフォンジャックの廃止ですが、これは実現されずに助かった!というユーザーは多いようです。
発信元:The Verge