今回iPad Proシリーズに新しく9.7インチモデルが加わったことで、12.9インチiPad Proにしようか、9.7インチiPad Proにしようか悩んでおられる方も多いはず。画面が小さいモデルの大きなメリットの一つとして、Microsoft Officeが無料で使える、というポイントをお忘れなく!
無料で使えるとは?
Microsoftは、今までのパッケージ版であるOffice 2016に加えて、Office 365というサブスクリプション版の提供を行なっており、いつでも最新バージョンのOfficeアプリケーションが入手できる他、OneDriveの1TBのストレージも提供される形です。
AndroidやiOS版のOfficeアプリも公開されているのですが、スマホ・タブレット版は「画面サイズによってドキュメントを新規作成できるか」どうかが異なる、ちょっと変わった仕様となっています。
Officeドキュメントの新規作成がポイント
まずMicrosoftとして、前提となる「モバイル」と「デスクトップ」を棲み分けるのか、に関して一つの大きな定義があり、それは画面サイズが10.1インチ以上かどうかで決定しているようです。「デスクトップ」に位置付けられているデバイスやタブレットは、「Officeドキュメントを快適に操作できる」環境とみなされ、ドキュメントの新規作成は前述のOffice 365への加入が必須となっています。加入していない場合ですが、ドキュメントの新規作成は不可、編集か表示のみ可能という仕様になっています。それに反して、10.1インチよりも小さいデバイスであるiPhoneやAndroidスマホに関しては、Officeドキュメントの新規作成や編集、そして共有機能を無料で提供しています。
このルールに沿って考えると、9.7インチiPad Proに関しては、Officeアプリにてドキュメントの新規作成機能が無料で使えることになり、Office 365の加入に必要となる月額1,274円が不要となります。年間に直したら15,288円にもなるので、とても大きいですね。それに代わり、12.9インチiPad Proユーザーの場合は、ドキュメントの新規作成を行うにはOffice 365の加入が必須となってきます。これはMicrosoft社のタブレットである、画面サイズが10.8インチのSurface 3や12.3インチのSurface Pro 4にも当てはまり、Officeドキュメントの新規作成にはOffice 365の加入が必要となります。
ビジネスユースだけでなく、学生や主婦の方々でもOfficeドキュメントを扱う機会はかなり多いと思います。「12.9インチiPad Proの大画面は魅力だけど、Office 365のサブスクリプションに加入するのはちょっと悩ましい」というユーザーは9.7インチiPad Proの検討もしてみては?
発信元:Macworld
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