ここ最近噂されていた、Amazonの音声アシスタントAmazon Alexaを搭載するタッチスクリーン対応の最新モデルですが、本日正式に「Echo Show」として発表されました!ビデオ・音声通話機能が搭載されたり、遠隔に住む両親向けの見守りサービスとしても使える「Drop In」機能など、かなり期待できそうです!
Echo Showの主な機能ですが、通常のAmazon Alexaのボイスコマンド機能に加えて、ディスプレイが加わったことにより音声では伝えきれない情報量を表示することが可能となっています。
例えば、天気予報のより詳細な情報を表示したり、選択したレシピのステップを表示する以外にも、YouTubeやAmazon Videoを再生したり、CNNのニュースフラッシュを再生したりできます。
さらにAmazonのサービスであるPrime Photoとの連携で、Echo Showをフォトフレームとして利用したり、Amazon Musicにて楽曲を再生中に歌詞を画面に表示したり、Wi-Fi経由でセキュリティカメラが接続されている状態であれば、「Alexa, show me the front door(玄関の映像を見せて)」といった風に話しかけることで、見たいカメラのフィードを確認することも可能です。
今回の新モデルで搭載された注目するべき機能ですが、それはビデオ・音声通話です!Echo Show同士でビデオ通話が可能なだけでなく、スマホにAlexaアプリを入れておけば、自宅などを離れて移動中でもリモートから利用可能です。なお、現時点ではSkypeには非対応とのこと。
さらに、新しく加わった機能として「Drop In」というものがあり、これはあらかじめ設定した友達や家族のメンバーにいつでも電話をかけられるというもので、受信側は10秒間の間で電話を受け取るか、または拒否するかを決めることができるようです。なお、Amazonとしては、この機能は遠方にすむ高齢の両親の様子を簡単にチェックする、といった利用シーンを想定しているとのこと。
Echo Showですが、出荷は6月28日より開始し、価格は229.99ドルで日本円にして約27,000円となっています。なお、キャンペーン期間中として2つ購入すると、360ドルで購入できるようです。
キッチンやリビングで大活躍するAmazon Alexa搭載のデバイスですが、特に気軽に利用できるEcho DotはプロキシやVPNの設定なしに有名なインターネットラジオのPandora Radioが日本で聞けたり、簡単な英語で話しかけて、音楽を掛けてもらったり、タイマーをセットしたり、英語のニュースを聞いたりと英会話練習用としての利用を検討してみてはいかが?
発信元:The Verge