Galaxy S8の製造ラインに遅れ?虹彩認証付きフロントカメラモジュールが原因か


先日発表された新型Galaxy S8シリーズは各メディアでの高評価を獲得したり、Samsungの中で記録となる出荷台数を目指す中、今回新しく加わった虹彩認証が含まれるフロントカメラモジュールのサプライが追い付いていない、という情報が浮上してきました。歩留まり率が何と70%にも満たない状況のよう!

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Galaxy S8シリーズですが、今回出荷台数としては、2016年に出荷されたGalaxy S7/S7 edgeの初期ロット分の2倍の数を準備していると言われており、2017年の第一弾となるロット数は何と2,000万台にも昇るとのこと。

発表会イベントも無事に終え、順調と思われるGalaxy S8シリーズですが、ここに来て、フロントカメラモジュールのサプライが想定しているよりも追いついておらず、その原因が今回新しく採用された虹彩認証機能によるフロントカメラモジュールの構造の複雑化がその理由のようです。

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今回の情報筋によると、5.8インチモデルであるGalaxy S8向けのフロントカメラモジュールの数が追いついておらず、サプライヤーであるPatron社内での製造歩留まり率を向上させることができていないよう。現在の歩留まり率は70%を切っている状態が続いており、単純計算で100個製造して30個が不良品としての扱いとなってしまうことになります。Samsungに対して安定した供給を行うためには、少なくとも80%以上であることが必要とのこと。

また、Galaxy S8+のフロントカメラを担当するのはPower Logics社ですが、この大きい6.2インチサイズのモデルでは、カメラと虹彩認証のモジュールを分けていることもあり、Power Logics社の歩留まり率は90%以上と好調のようです。

今回の新型Galaxy S8シリーズの発売時期や価格帯など、日本のキャリアではまだ取り扱いの情報が公開されていませんが、世界的に人気が高いGalaxy S8シリーズは、特に5.8インチモデルの入手困難な状況がしばらく続くかもしれませんね。

読者アンケート

今回新型Galaxy S8には2つのモデルである5.8インチと6.2インチがローンチされましたが、皆さんはどちらのモデルをチョイスされますか?

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発信元:PhoneArena