Tesla Model Sの価格が改定、エントリーモデルの60/60Dタイプが廃止に

電気自動車で注目を浴びるTesla Motors社ですが、今回フラグシップであるModel Sの価格が改定になると同時に、エントリーモデルであった60/60Dタイプが廃止となりました!

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ラインアップは75/75Dよりスタート

今回の変更ですが、まずModel 60/60Dタイプが廃止となりました。この数字、搭載しているバッテリー容量を表しており、今までの最下位モデルは60kWhバッテリーを搭載しているタイプとなっていました。このため、今回より選択可能なタイプは最下位で75/75Dからとなり、バッテリー容量として75kWhが搭載されたタイプとなります。

加えて、価格帯も改定され、Model S 75タイプは5,000ドル値下げされた69,500ドル、またModel S 75Dタイプも5,000ドル値下げとなる74,500ドルとなっています。さらに両タイプですが、オートマチックリアリフトゲートとガラスルーフが標準機能として装備されるとのこと。

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また、上位タイプである90Dですが、2,000ドル値下げとなる87,500ドルとなっているものの、最上位タイプである100DやP100Dに関しては、97,500ドル/140,000ドルとプライスアップになっている様です。

Tesla Model 3に向けた調整か?

今年後半に出荷が開始されるとするTesla Model 3ですが、価格帯は35,000ドルからととてもリーズナブルなレンジとなっており、同社のフラグシップモデルであるModel Sの差別化要素として、長距離ドライプ可能なモデルとしての位置付けを行なっていく様です。因みにModel 3の最上位タイプですが、バッテリー容量が75kWhとなっており、こちらはModel Sの最下位タイプと同じ設定となっています。

既にテスラジャパンのウェブサイトからは60/60Dタイプが無くなっており、カスタムオーダー可能なタイプは75/75Dからとなっています。バッテリー容量が75kWhですが、走行距離は450kmとなっており、何と東京から大阪までを一回のチャージで走行できるという驚異的なパフォーマンスとなっています。スーパーチャージャーステーションも着々と増えており、今後の動向に注目ですね。

発信元:Mashable

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